健康、品質、環境に配慮…オーガニック商品を利用する理由 トップは?
リサーチ会社のマイボイスコムが、オーガニック商品に関するインターネット調査を実施。その結果を公表しました。
「オーガニック」という言葉を聞いて、有機野菜などを思い浮かべる人も多いと思います。リサーチ会社のマイボイスコム(東京都千代田区)が、オーガニック商品に関するインターネット調査を実施。その結果を公表しました。
野菜・果物類などの購入が多い
調査は2023年1月1日から同月5日、インターネットでマイボイスのアンケートモニターを対象に行い、1万26人から有効回答を得ました。
まず、オーガニック商品の利用状況について聞いたところ、「ほとんど利用しない」が64.5%、「利用することがある」が30.7%、「積極的に利用する」が4.8%でした。
次に、オーガニック商品の利用者に対して、直近1年間に購入したオーガニック商品を複数回答形式で聞きました。飲料では「お茶、お茶系飲料」が43.7%、「健康茶、ハーブティ」が26.2%、「コーヒー、コーヒー飲料」が19.9%でした。食品では「野菜・果物類」が44.7%、「大豆、大豆製品」「パン類」が各2割弱となっています。飲料・食品以外では「肌着・下着類」が19.5%、「タオル類」が16.4%です。
なぜオーガニック商品を利用するのでしょうか。理由を聞いたところ、「健康によい」(47.6%)が最も多く、「環境に配慮している」(40.0%)、「品質がよい」(29.1%)と続いています。健康志向の人が購入する傾向にあるのが分かります。
最後に、オーガニック商品の購入意向について聞きました。最も多かったのは「どちらともいえない」(36.5%)で、「まあ購入したいと思う」(23.3%)、「購入したいと思わない」(16.1%)、「あまり購入したいと思わない」(13.1%)、「購入したいと思う」(8.8%)、「無回答」(2.2%)と続いています。
購入したいと思う理由については、「品質がよく、安心して消費できるから。生産者が分かりやすく、地産地消になるから」(女性43歳)、「なんと言っても、安心感があるのと食材などはおいしいからです」(男性43歳)といったコメントが寄せられています。
一方、「あまりおいしくなく、値段が高いイメージ。オーガニックを食べたところで何?と思う」(女性30歳)、「オーガニックが、具体的にどのようなものなのか、具体的にどのような効果効能があるものなのか分からないので、何とも言えない」(女性46歳)などの回答もあり、オーガニック商品をよく知らない人もいるようです。
(オトナンサー編集部)
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