第8波、インフル流行懸念の中、忘年会参加する? 参加しない? 20代~50代の声、聞いてみた
「まだまだ怖い」との声も
最後に、今回の取材では少数派でしたが、「忘年会自粛派」の声を紹介します。
【40代女性】
「『家族にうつしてしまうかもしれない』と考えると、怖くて(忘年会に)参加できません。『このタイミングで何も規制しなかったら、また新規感染者が爆発的に増えてしまうのでは…』という不安が大きいです」
確かに、「まん延防止と経済活性化のどちらを重視するか」は非常に難しい問題です。その時々によって、状況を見て、両者のバランスを取りながら進んでいくのが現実的かと思われます 。
【50代男性】
「まだ自粛生活を続けて、まん延防止の方を重視すべきだ、と私は考えています。そんな私が仮に忘年会に参加して、その気持ちが顔に出るようなことがあったら、他の参加者が嫌な気分になるだろうな…と思うので、今年は誘いを断っています 」
新型コロナが引き起こした状況の中で、難しい決断をしている人もいるようです。
冒頭でお伝えした通り、昨年より今年の方が忘年会は増加する見通しです。“第8波”や“インフルエンザ”等の気になる要素もありますが、2022年をいい形で締めくくって、新年を迎えたいものです。
(フリーライター 武藤弘樹)
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