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ドイツの“レジ”に女性が悪戦苦闘する漫画 「怖え~」「プレッシャー異常」、作者に聞く

ドイツのレジ対応の特徴を描き出した漫画がSNS上で話題に。そのレジ打ちのスピードを体験した人などが、共感するコメントを寄せています。

ドイツのレジ対応の特徴を描いた漫画の1カット=スシキャット(@sushicatgermany)さん提供
ドイツのレジ対応の特徴を描いた漫画の1カット=スシキャット(@sushicatgermany)さん提供

 ドイツのレジ対応に悪戦苦闘する女性を描いた漫画が、SNS上で話題となっています。「ドイツ怖え~」などの声や、ドイツ滞在経験がある人からは「レジ打ちのスピード感とプレッシャーは異常」「お札で払っていたのでどんどん小銭がたまった」といった経験談が寄せられています。漫画の作者に話を聞きました。

スポーツをする気持ちでレジに

 漫画には「今日こそレジに追いついて見せる!」と、買い物かごに商品を詰めた女性が緊張した面持ちで登場します。緊張の理由は「ドイツのスーパーのレジはめちゃくちゃ速い上にレジに通されたらすぐにその場で袋に詰めなければならない」。次の瞬間、金髪の女性店員の手さばきの早さに圧倒され「ぐああ…相変わらずの高速レジ打ち!」と心の中で叫びます。

 その後、店員が素っ気ない態度で「20ユーロよ」とひと言。「え! まだ詰め終わっていない…サ、サイフサイフ…まだ詰め終わって…」と焦る女性。すると少しイラっとした表情の店員が「…はやくして」とつぶやきます。最後は「これなんの訓練だよ!」と女性が涙ぐみます。

 漫画を描いたのはペンネーム「SushiCat(スシキャット)」さん。イラストレーター、ライターとしてドイツ国内で活動しています。米国の大学を卒業後、ドイツ人との結婚を機に移住したとのことです。

 なぜ、この漫画を描いたのでしょうか。

Q.幼少期から絵を描くのが好きだったのですか。

SushiCatさん「はい。漫画は小学生の頃から自由帳に描いていました」

Q.どのような漫画を描いているのですか。

SushiCatさん「国際結婚や義家族との交流、ドイツの生活をテーマにした漫画や記事を描いています。『笑うしかない!ジャパどいちゅ』というブログで配信しています」

Q.なぜこの漫画を描いたのでしょうか。

SushiCatさん「レジの速度に心が折れそうになりドイツ人の夫に愚痴ったところ、思いがけず同意されました。やはりドイツ人でも速いと感じているのか! これはドイツあるあるとして紹介しなければと思い、マンガを描きました」

Q.ドイツの店は基本的に店員の作業が早いのでしょうか。また店員は不愛想で不機嫌そうな感じの人が多いのですか。

SushiCatさん「一般のスーパーのレジ作業は基本的にとても速いです。ドイツは日本のように『お客様は神様』という意識がないので店員が無愛想に感じることが多いかもしれません。ですが、これも人によりけりでフレンドリーな店員さんももちろんいます。お客さんと店員は基本的に対等な立場です」

Q.商品を手に取るところから会計をする一連の作業が速いということですか。

SushiCatさん「はい。一連の作業が非常にテキパキとしています。ドイツのスーパーのレジはベルトコンベアー式です。カートから自分で商品を出して置いていきますが、それと同時に店員さんがベルトコンベアーを動かし商品のバーコードを通していくため、置き終わる頃には精算が終わった商品が山積みということもあります。

そこから袋詰め、支払いをしなければならず、最初期は大慌てで本当にストレスでした。いつもレジの前に行くと、スポーツの試合に挑むような心境になっていましたね。今は、初めの頃よりは慌てることもなくなりましたが、やはり身構えてしまいます」

Q.現地のドイツ人はどう対応しているのでしょうか。

SushiCatさん「マイペースかつテキパキと会計を済ませています。店員から万が一、小言を言われてもまったく気にしていなさそうです」

Q.漫画に関して、これまでどのような声が寄せられていますか。

SushiCatさん「ドイツで同じ経験をした人からのアドバイスのほか、フランスやイタリア、スペイン、アメリカなどのスーパーのレジ事情と比較するコメントが寄せられ、とても勉強になりました。スペインやイタリアは店員もお客さんも雑談しつつのんびりで、長蛇の列ができてもお構いなしだそうです。お国柄がドイツと真逆で面白いです」

Q.日本とドイツのお店を比較した際に、どちらの国の店舗が利用しやすいですか。

SushiCatさん「ドイツの店を経験すると日本の店がゆったり感じられます。マイバッグをカゴにセットしておくと店員さんが商品を入れてくれるサービスもあり、本当にありがたいです。『そこまでしてくれなくても』とこちらが恐縮してしまいます」

(報道チーム)

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