30代美女に断られ続けた年収1500万円・54歳男性が37歳と結婚できた理由
年齢差を飛び越えて、彼の優しさが伝わった
一方、49歳の吉村恭一さん(仮名)のケース。彼は私の相談所で2年半、婚活をしていました。会社経営者であり、所有アパートの不動産収入もあり、貯金もありました。経済的基盤がしっかりしているという面では、先述の智昭さんと同じでした。ただ、住んでいるのが観光で有名な島で、結婚をしたら、女性はそこに嫁ぐことになります。それが彼の婚活を難しくさせていました。
一度、結婚が決まりかけた女性(39歳)がいました。ところが、真剣交際に入り、いよいよ結婚が見えてきたときに、彼女から「交際終了」が来たのです。その理由がこうでした。
「親や友人たちと別れて、そちらに嫁ぐ決心がつきません。すぐには帰ってこられない距離の所で生活することを考えると気持ちが前に進まない。交際は終了させてください」
生まれてから40年近く生活してきた土地を離れて、島に嫁ぐことは大きな不安につながったのでしょう。
また、恭一さんはお子さんのいる女性(41歳)とお付き合いしていたこともあったのですが、結婚の話を具体的にし始めたら、こんな提案をされました。
「結婚をしてもいいけれど、私は今の場所に住んでいたい。あなたは会社を経営しているから、地元を離れることはできませんよね。別居婚をして、私と子どもに生活費を毎月30万円頂けませんか。その代わり、私があなたの子どもを産んで、ここで育てますよ」
41歳の女性との間に子どもを授かれるかどうかは確証がありません。仮にわが子を授かれたとしても、別居婚。あまりにもむちゃくちゃな要求に、恭一さんから、「交際終了」を出しました。
その他にも、都内在住の43歳の女性とお付き合いをしていたときには、2回目のデートで高級天ぷら店を彼女から指定され、食事代で5万円を散財。39歳の女性には高級美顔器をねだられました。そうした女性たちに共通していたのは、結婚の具体的な話を恭一さんがしだすとスルリとかわし、揚げ句の果てに「交際終了」を出してくること。2年半の婚活はただただお金だけ使って、結果は散々でした。
ところが、ようやく運命の女性に出会うことができたのです。それが吉田晴美さん(32歳、仮名)でした。晴美さんは何と、同じ島に住んでいる女性。出会って3回目のデートを終えたときに、彼女から告白されたのです。
「私がこれからの未来を考えたときに、一緒にいたいなと思うのは恭一さんです。お話をしていると心から安心できるし、とても信頼しています。恭一さんも同じ気持ちでいてくださるとうれしいです」
晴美さんは生まれ育った家庭が複雑でした。父が家族に暴言を吐き、暴力を振るい、母は心を病んで、治療のための施設に入っていました。きょうだいも父に似て、暴力こそ振るいませんでしたが暴言を吐く…家族がバラバラだったのです。
そんな晴美さんには、恭一さんの優しさが心に染みたのでしょう。17歳という年齢差はありましたが、そんなことは飛び越えて恭一さんを心から信頼し、好きになったのです。
諦めずに出会い続けた人が結婚できる
今回の2つの「年の差婚」に共通していたのは、男性の経済的基盤がしっかりしていたことでしょう。もし、結婚後に子どもを授かっても、お金に困ることはなく、子育てをしていける年収と蓄えが男性にはありました。
しかし、お金があっただけでは女性の気持ちは手に入れられませんし、結婚もできません。では、どうしたら結婚できるか。これは諦めずに、自分を受け入れてくれる人、好きになってくれる人、会話や気持ちの波長が合う人に出会い続けるしかないのです。出会い続けていくうちに、このお二人のような年の差があっても、男性を好きになってくれる女性に出会うことがあるのです。
100人を見つけるのではなく、たった一人を見つければよいのが結婚です。その一人に出会うためには、どんどん申し込みをかけて、お見合いをしていくこと。お見合いで断られても、お付き合いに入ってから断られても決してくじけずに、諦めずに、お見合いをし続けていく。これが大事なのです。
漫画「スラムダンク」に登場する安西先生の名言を、ご存じですか。
「諦めたら、そこで試合終了ですよ」
婚活はまさに、この一言に尽きるのです。
ご自身の結婚ですから、他人が何を言おうと、条件を緩くすることはできないでしょう。「妥協するくらいなら結婚したくない」という人がいますが、それなら結婚しなくてもよいのです。なぜなら、現代は、結婚をしていないと社会的に一人前として認められない風潮のあった昭和の時代とは明らかに違ってきているから。結婚するかしないかは個人が選択する時代なのです。ですから、「妥協せず、理想の結婚相手を見つけたい」と思うのなら、厳しいと分かっていても、やり続けることです。
ただし、上から目線で選ぶ気満々になると婚活は失敗します。真摯(しんし)に、謙虚な気持ちで、お会いした人と対峙(たいじ)することも忘れてはいけません。
(仲人・ライター 鎌田れい)
これが、相場と理解できる方だけが結婚できます。
私も、40中盤で31と結婚しました。
子供が3人欲しいかったのですが、30中盤だと「1人しか無理」と断られ続けました。
今、2人出来ました。3人目は50過ぎるでしょう。
食事は、外食からレトルトに変っただけで、ごく普通の食事。
掃除はほとんどしてくれないので、私が独身の時同様。
洗濯は、普通程度。これだけは、全くしなくて良くなりました。
これが、相場でした
女性は、必ず、良いレストランやラウンジを希望します。
よって、今回1度で終っても、楽しかったと思える年齢層しか、始めから申し込みませんでした。
だから、セッティング後に他の方と交際スタートされキャンセルできず来たのか、スッピンで来た方や隣の百貨店で買い物帰りに寄りましたの容姿で来られた方もいましたが、今となっては良い経験でした。
中年で、本当に子供が欲しいなら、投資と思って、どんどん、アラサーに申し込みして下さい。
そして、アラサーにも、「交際に進めないけど、この後、喫茶店等でもう少し話したい位に来て良かった」と思ってもらえるような経験を詰めれば、後は時間の問題でしょう。