ボールペンNG? パソコンは失礼? 「年賀状」の注意点、専門家が解説!
全部パソコンは失礼?
Q.年賀状の文章をすべてパソコンで書くのは礼儀に反するのでしょうか。
齊木さん「宛名や裏面の文章をすべてパソコンで書くのはルール違反ではありませんが、直筆の文字の方が相手に気持ちが伝わりやすいでしょう。もし、差し出す枚数が多く、すべてを手書きするのが難しい場合はパソコンを使いつつ、手書きで一言近況を書き添えると、相手に思いが伝わりやすくなります。大切なのは相手に対する思いやりの気持ちが文字を通して伝わるかどうかです」
Q.出産報告や近況報告を兼ねて、家族写真や子どもの写真が印刷された年賀状を送る人もいます。
齊木さん「子どもの成長は私事ですので、あまり親しくない相手に子どもや家族の写真を載せた年賀状を出すのは失礼だと思われます。また、独身の人に送るのも気分を害することがあるため、家族写真入りの年賀状を送るかどうか、相手の状況を考えて決めましょう。年賀状は近況を伝える意味もあるので、相手のプライベートが分かっているような間柄であれば、家族写真や子どもの写真を載せても問題ありません」
Q.年賀状の裏に絵の具でイラストを描いたり、押し花を添えたりするなど凝ったデザインの年賀状を作る人もいますが、そちらはいかがでしょうか。
齊木さん「喜んでもらいたいという理由で、仲のよい友人や同僚に凝ったデザインの年賀状を送るのは問題ありません。しかし、繰り返しになりますが、年賀状は『年始のあいさつ回り』の代わりとなるものです。目上の人に送る際は過度なデザインは避け、正式な手紙の書き方と同じように極力、縦書きで丁寧に書くことをおすすめします」
Q.先方の事情を知らずに喪中の人に年賀状を送ってしまった場合、謝るべきなのでしょうか。
齊木さん「年賀状は新たな年を迎えたことへの喜びのあいさつであり、喪中の人に出すことは控えることとされています。事情を知らずに喪中の人に年賀状を送った場合は『寒中見舞い』などとして手紙かはがきを送り、服喪中の相手へ年賀状を出した不注意をわびるとともに、故人の冥福を祈る言葉を書き添えましょう。
その際の注意点は『拝啓』などの頭語は除き、まず、おわびの言葉を書きます。また、文末には『御遺族が健康に留意されるように』といった思いやりの言葉を書き添えて締めくくるとよいでしょう」
(オトナンサー編集部)

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