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卒業、昇格、新ルール…目まぐるしかったハロプロの2019年、進化はまだ終わらない

BEYOOOOONDSはじめフレッシュなメンバーが活躍

 次の進路へ、かじを切ったメンバーが相次いだ一方、未来を担うメンバーたちが次々とトップグループの一員としてデビューを果たしたことも特筆すべきトピックでした。

 中でも目立ったのは、ハロプロ初の“令和デビュー”組となったBEYOOOOONDSの存在です。8月7日にリリースした1stシングル「眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist」は10万枚以上を売り上げ、「オリコン週間合算シングルランキング」の1位を獲得して話題になりました。

 楽曲に寸劇を取り入れるという独特な世界観を貫く彼女たちは、11月27日に1stアルバム「BEYOOOOOND1St」をリリースした他、12月2日には、Zepp DiverCityで単独ライブを開催。今後のさらなる躍進が期待されています。

 また、ハロプロ研修生やハロプロ研修生北海道からのトップグループ昇格組をはじめとする新メンバーたちの活躍が顕著だったことは、ハロプロの“転換期”を思わせるものでした。

 2018年11月にアンジュルムに加入した、ハロプロ研修生北海道出身メンバーの太田遙香さんと、一般オーディション出身の伊勢鈴蘭さんがステージ上で成長を見せつけてくれたのは、近年のハロプロに流れる“進化の芽”を象徴していました。

 さらに、モーニング娘。’19には今年6月、一般オーディションの合格者である北川莉央さんと岡村ほまれさん、ハロプロ研修生北海道出身の山崎愛生さんが加入。Juice=Juiceにも、ハロプロ研修生北海道出身の工藤由愛さんとハロプロ研修生出身の松永里愛さんが加わりました。

 いずれのメンバーも、既にステージデビューを果たしていますが、今後の成長により、それぞれのグループにどのような新風を巻き起こしてくれるのか注目されています。

 また、メンバーの世代交代に加えて、ハロプロではもう一つ、大きな変化がありました。公演での写真撮影を試験的に解禁したことです。11月28日の公式サイトによる発表以降、12月4日に行われたJuice=Juiceの国立代々木競技場第一体育館公演を皮切りに、スマートフォンや携帯電話による公演中の撮影を試験的に解禁しました。

 同公演では、「Juice=Juiceをトレンド入りさせちゃおう!」というコーナーが展開された他、終演後のSNSには、ファンが撮影したメンバーの公演中の表情が多数アップされました。

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カネコシュウヘイ

編集者・ライター

1983年11月8日生まれ。埼玉県在住。成城大学出身。2008年に出版業界へ入り、2010年に独立してフリーランスに。以降、Webや雑誌でエンターテインメント系分野を中心に取材や記事執筆に注力する。月平均4~5回ほど、自らチケットを取ってライブへ足を運ぶほど現場主義のアイドル好き。自分にとって、アイドルがいなかったら「これほどまでに他人の人生で一喜一憂することはなかった」と痛感。著書に「BABYMETAL追っかけ日記」(鉄人社)。ツイッター(https://twitter.com/sorao17)。

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