【漫画】特性のある娘と夏祭りへ… “娘のペース”を大切にする接し方に「すてき」「私も心を広く持ちたい」
インスタグラムで公開されているサリーさんの漫画が「参考にしたい!」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

サリーさんの漫画がインスタグラムで2000以上の「いいね」を集めて話題となっています。
複数の予定があるとき、あらかじめ順を追って娘に伝えるよう意識している母と、思ったことを素直に伝える父。関わり方は違っても、娘を深く思う気持ちは同じです。ある日、家族で打ち上げ花火を見に行くことにしたのですが…という内容で、読者からは「私もこのくらい心を広く持って子育てがしたい」「娘さんのペースを大切にできるのすてき!」などの声が上がっています。
急がず、慌てず、娘と向き合いたい
サリーさんは、インスタグラムで作品を発表しています。サリーさんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
サリーさん「お祭りにたどり着くまでも、会場に着いてからも、花火を見るまでも、いろいろとわが家らしい進み方をしたので、これは夏の思い出として漫画に残しておこうと思い描きました」
Q.お祭りや花火を楽しむ娘さんを見て、どのようなことを感じましたか。
サリーさん「シンプルに『楽しんでいるなあ、よかったなあ』と思いました。花火そのものより、娘がその場を楽しめていることがうれしかったです」
Q.日ごろ、娘さんとの接し方で特に意識していることは何ですか。
サリーさん「娘は特性があり、小学校の特別支援学級に在籍しています。面白い思考回路で物事を捉えたり、感覚過敏もあったりするので、工夫していることはたくさんあります。話し始めたら明日になってしまいそうです。
ですが、『特に』と聞かれたら、『まあ、いいか』と考えることですかね。ほとんどのことには『まあ、いいか』がどこかに隠れていると思っています。時間はかかっても、急がず、慌てず、ゆっくり進んでいきたいです。また、周囲との違いに母親として揺れてしまうときも、感情的になりすぎないように、自分を少し俯瞰(ふかん)していたわることも意識しています。娘は毎日学校へ行くことが難しく、行けるときに行くスタイルです。『行けるもよし、行けないもよし』と私が本当に思っていることを、娘に信じてもらえること。それも大切にしています」
Q.このときの経験から、サリーさんが改めて感じたことはありますか。
サリーさん「大人になると、いつの間にか『こういうものだ』という見方をしてしまうことがありますが、花火を自分なりに楽しむ娘を見て、私もいつも柔軟でいたいな、と改めて思いました。娘には、自分のペースで、自分が楽しいと思ったことを大切にしながら成長していってもらえたらうれしいです」
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
サリーさん「2024年12月から少しずつ漫画を描くようになりました。SNSでは、不登校の娘との日常や、親子で過ごす中で感じたこと、何気ない出来事などをコミックエッセーにしています。最近は、田舎暮らしのエピソードも時々描いています」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
サリーさん「感じたことや日常の出来事を、自分らしく表現できるように、これからも漫画を描いて、表現力をみがいていきたいです」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
サリーさん「『それぞれの楽しみ方があってすてき』『娘さんの楽しみ方がいいですね』といったコメントをいただきました。また、娘の言葉を聞きながら、無理のない方法を一緒に探していく私たち家族の姿に共感してくださった方も多かったです。花火の音が苦手なお子さんのお話など、ご自身の経験を重ねて読んでくださった方もいて、『家族それぞれの楽しみ方があっていいんだな』と感じてもらえたこともうれしかったです」
(オトナンサー編集部)














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