菅田将暉の彼女になるための“10の条件”
「3年A組」など作品ごとに輝きを増す菅田将暉さん。筆者が、貴重なインタビューの中で聞き出すことのできた、理想の彼女の条件とは――。

「この作品が遺作となっても何の悔いもありません」
俳優の菅田将暉さんが、それほどまでに全てを出し切った「3年A組」は、前期放送されたドラマの中でも大成功を収めました。決して前評判が高かったわけではないこの作品が予想を裏切り、視聴率は右肩上がり。出演した生徒役の俳優たちは軒並み話題になりました。
作品ごとに輝きを増し、進化し続ける菅田将暉という俳優にインタビューできる機会は、そう多くはありません。これまで、可能な限り現場に足を運ぶ中で菅田さんの恋愛観も聞いてきました。仕事が充実している菅田さんは、どんな女性が理想なのでしょうか。
男女間の友情は「成立しない派」
菅田さんは高校生になると、「ジュノン・スーパーボーイ」から「仮面ライダーW」へとトントン拍子に仕事が決まり、高校生らしい生活を送ることができませんでした。俳優になってからは、青春を取り戻すかのように「ものづくり」に夢中になっていきます。
その時期、写真誌に撮られうわさになったのが、二階堂ふみさんでした。若手人気俳優同士が路上でギターを弾いて遊んでいる姿は強烈なインパクトがありました。ところが、この関係についても、その後、菅田さんは堂々と説明することになります。
「俺らからすれば、うわさもクソもない。友達と仲良くして何が悪い」
高校時代に大阪から上京して以来ようやく出会えた、共にものづくりができて話ができる友人が異性というだけで、会ってはいけないのか。二階堂さんとは、クリエイティブな話ができるといいます。率直に言葉を紡ぐ姿に納得はできましたが、念のため最後に確認しました。
「では、菅田さんは男女の友情は成立する派なのですね」
「いや、成立しない派」
「え?!」
予想外の答えに思わず声が出ました。ここまでの流れから、どう考えても「男女の友情は成立する」という話ではないのか。せっかく納得したのに、一体どういうことか。驚く筆者の反応を楽しむように、菅田さんはケラケラ笑います。
そんな菅田さんに、「彼女の条件」を挙げてほしいと言ったことがあります。「わ~、何だろう! 何だろう!」。どんな質問にも誠実に答えてくれるのが彼のいいところです。うなりながらも真剣に考えてくれました。それが次の“10の条件”です。
「明るい」
「お笑い好き」
「否定しない」
「新しいものを怖がらない」
「新しい世界に飛び込める」
「漫画好き」
「映画好き」
「食べることが好き」
「しゃべることが好き」
そして、最後に出した条件が…
「ボクのことが好き」
とっさの質問にもかかわらず、最後に人の心を揺さぶる一言を発することができるのも才能の一つ。明るくポジティブで生きることを楽しめる人、ついて来てくれるというより、一緒に歩ける人が理想なのではないか。話を聞いていてそんなふうに感じました。
では今、そんな相手はいるのでしょうか。本人いわく「10年後は結婚していたいけど、今は全く予定なし」とのこと。半信半疑で聞いていた2月21日、まさに誕生日当日の夜、菅田さんは自宅で開いた男性だけの誕生会を雑誌に撮られました。
まだ“10の条件”に当てはまる彼女はいないようです。
(芸能リポーター 島田薫)
ついてこい より 一緒に歩ける人を望むのは彼だけでは無い。そんな面倒見の良い人間いませんよ。