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独立後「稼げない」人には理由がある…《食えないフリーランス》に共通する、5つのリアルな特徴

華やかなイメージが先行する「フリーランス」。しかし人材育成などを手掛ける筆者は「食えないフリーランスには共通点がある」と指摘します。その特徴とは……。

 フリーランスという働き方は「自由に働ける」「場所を選ばず、地方でも仕事しながら生活できる」など、華やかなイメージが先行しがちです。しかし実際は、独立後1〜2年で苦しみ始める人が少なくありません。その原因はスキル不足よりも、「行動パターン」と「考え方」にあります。

 今回は、人材育成・教育研修などを手掛ける筆者が「食えないフリーランス」に共通する5つの特徴をご紹介します。「フリーランスを夢見ているけれどうまくいくか不安」という人や、「今まさに独立後の壁にぶち当たっている」という人は、ご自身に当てはまるところがないか、ぜひチェックしてみてください。

「自分には専門スキルがあるから…」は要注意

「食えないフリーランス」の共通点とは… ※画像はイメージ
「食えないフリーランス」の共通点とは… ※画像はイメージ

「食えないフリーランス」とは、ストレートに言い換えれば「稼げない」ということです。では、なぜ稼げないのか。そこには、先述した「行動パターン」と「考え方」が関係しています。次に挙げるのは、フリーランスがやりがちなNG行動が潜む、「食えないフリーランス」に共通する5つのリアルな特徴です。

【食えないフリーランスの特徴(1)営業力・交渉力が欠如している】

仕事欲しさに安易な値下げに応じているフリーランスがいますが、これはNGです。下請けは常にコスト削減プレッシャーにさらされるため、価格交渉ができないと単価は下がっていく一方だからです。

営業コネクションがない状態で独立すると、新規の取引先獲得に苦労します。SNSでの集客は決して間違いではありませんが、労力に対して、受注に至るまで時間がかかるのがネックといえます。SNSに頼らない“オフラインの人脈”が最初からないと安定しないことがほとんどです。

営業力がなければ「選ばれる立場」には立てません。弱い条件をのまされる働き方になっていないか、振り返ってみてください。

【食えないフリーランスの特徴(2)商材が弱い】

フリーランスの価値は“自分”です。だからこそ、自分自身の価値をメタ認知できておらず、自分という商材の売り方が下手だと、いずれ先細りになります。

「自分には専門スキルがあるから売れる」と思い込んでスキルアップを怠るのも要注意です。さらに、声がかかったときに受け入れる余力を計算できるかどうかもポイント。パンクしたときに断り続けると、声がかからなくなってしまいます。

「自分」という商材をどう設計し、どう市場に提示するか――。この弱さがフリーランスの安定を阻みます。定期的に自分の価値を見定める癖付けが大事です。

【食えないフリーランスの特徴(3)がむしゃらに長時間労働をしている】

労働時間で何とかしようとするのはNGです。プロジェクトに必要な作業内容や成果物を決める、いわゆる「スコープ管理」ができず、自分の時間を削ってカバーする方法では、新規獲得もスキルアップもできません。営業・経理・税務など非コア業務に時間を奪われ、本来の「稼ぐ」活動が後回しになるのも、独立後に陥りやすいトラップです。

独立後は「安定した作業力」こそが武器になります。がむしゃらではなく、さばき切る力が必要なのです。

【画像】「えっ…生々しい……!」 これが《独立したのに食えない》フリーランスの特徴です(5つ)

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勅使川原晃司(てしがわら・こうじ)

THUNDER 代表取締役社長

龍谷大学卒業後、ニッセンに入社し、データドリブンマーケティング実務経験を積む。広告代理店でブランディングやデジタルマーケティングに従事。アクセンチュアで、マーケティング戦略立案、組織設計、人材育成、マーケティングコスト最適化、グローバルブランド横断CRM設計・運用など幅広いプロジェクトに携わった。その後、マーケティングに特化したコンサルティング会社を起業し、M&Aを経てマクロミルグループに参画。社名を「エイトハンドレッド」に変更し、経営に携わる。宮城大学で非常勤講師も務め、教育分野にも活動を広げている。2025年、成果を実現する推進力=「進める力(PowerOS)」を体系化した人材育成・教育研修会社「THUNDER」を設立。企業競争力強化と日本生産性向上に取り組んでいる。

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