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「お正月」「心願成就」「初夢」「新年」の意味、あなたは何問分かる?

「初夢」は元日夜~1月2日に見る夢

(6)江の電編
A氏:江ノ島に初日の出を見にいったよ
B氏:「江の電」も風情がありますよね

 正解は「江の電」ではなく「江ノ電」。「江ノ島電鉄」が正式名称です。関連バス会社は「江ノ島バス」。ところが近隣の住所は「江の島」、モノレールの駅は「湘南江の島」。

(7)初夢編
A氏:正月に宝船の夢を見たよ
B氏:初夢ですか? 縁起がいいですね

 初夢とは、元日夜から1月2日にかけて見る夢のこと。大みそかから元日ではありません。これは明治改暦以降に広まった風習です。宝船の絵を枕の下に敷くとよい夢が見られるそうです。皆さまは、いい夢を見られましたか。

(8)新年編
A氏:新年明けましておめでとうございます
B氏:よろしくお願いいたします

 新年とは「民間暦」で一年の最初のこと。日本の旧暦では立春の頃。当時は、大正月と小正月に分けられていました。大正月には年神や祖霊の儀式、小正月には豊穣祈願の儀式などを行います。

(9)年賀状編
A氏:「賀正」と書いた年賀状を送ってくる部下がいたよ
B氏:なんと! それは失礼ですね

 新年の言葉は意味を理解して使いましょう。「謹賀新年」などは目下が目上に送る言葉。「賀正」「迎春」などは目上が目下に送る言葉。マナー違反になってしまいます。

(10)お正月飾り編
A氏:お正月飾りはいつ外している?
B氏:10日くらいじゃないですかね

 お正月は年神様をお迎えし、お祭りするもの。高い山から下ってくるため、「ご来光」といいます。「お正月飾り」は「松の内」は飾っておきます。「松の内」は元日から7日までを指します。「七草粥」の7日に外すことが多いようです。

なぜ、語彙力が必要とされるのか

 最近、語彙力に関する記事を見かけることが増えました。「大人にふさわしい語彙力をつけたい」というニーズがあるように思います。状況を俯瞰(ふかん)しながら言葉を使い分けるスキルは、さまざまな場面で役立つことは間違いありません。

 スマホで文字を書くことが多くなったせいか、意味不明な言葉や非礼な文章が増えたように感じています。言葉は、コミュニケーションの手段として、なくてはならないもの。あなたの評価を高めるためにも、使い方を覚えておきましょう。

(コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員 尾藤克之

東京都出身。代議士秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)をライフワークとしている。NHKや民放各社のテレビ出演や、経済誌などからの取材・掲載多数。著書も多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。埼玉大学大学院経済学研究博士課程前期(経済学修士、経営学修士)。

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