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「森永チョコフレーク」「キスミント」…ロングセラー菓子が続々終了で嘆く声、各社に聞く

「森永チョコフレーク」「キスミント」など、長年親しまれた人気菓子の販売終了の発表が相次いでいます。その反響やいかに。

2019年夏で製造終了予定の「森永チョコフレーク」(森永製菓提供)
2019年夏で製造終了予定の「森永チョコフレーク」(森永製菓提供)

「森永チョコフレーク」「キスミント」など、長年親しまれた人気菓子の販売終了の発表が相次いでいます。SNS上では「買いだめする」「すごいショック」「好きだったのに」「残念」など、終了を惜しむ声が上がり、フリマアプリで当該商品が高額出品されるなど話題になりました。終売の理由や消費者の反響について、メーカーに聞きました。

本格的なチョコを望むニーズに応えられず…

 森永製菓(東京都港区)は2018年9月28日、1967年に発売したロングセラー商品「森永チョコフレーク」(希望小売価格税別200円)の販売を終了すると発表しました。生産拠点の再編に伴い、チョコフレークを製造している千葉県野田市のグループ会社の工場を2019年12月に閉鎖するためとしています。

 販売終了発表後、フリマアプリで1袋1000円以上で出品されるケースが相次いだほか、店舗では、販売を継続する他社の「チョコフレーク」も品薄になるなど話題となりました。

 森永製菓コーポレートコミュニケーション部の担当者に聞きました。

Q.販売終了発表後、どのような声が寄せられていますか。

担当者「『小さい頃、よく食べていたので懐かしい』『終売してしまうのはもったいない』など終売を惜しむ声を多数頂いております」

Q.商品の製造はいつ終了するのですか。

担当者「2019年夏ごろを予定しております。なお、出荷後は小売店の在庫限りの販売となります」

Q.工場の再編が製造終了の理由とのことですが、より具体的には。

担当者「工場再編により、老朽化していたチョコフレークの設備の更新をしないと決定したためです。商品の売り上げ低迷が主な要因です」

Q.手にチョコが付いてスマホが操作できないなど、スマホの普及が売り上げに影響したという報道もありましたが。

担当者「『一つの要因として、そういうこともあるのでは』と当社が回答した内容がクローズアップされました。他に、最近のチョコレート市場では『チョコ感』が強いものが好まれていることから、お客さまのニーズと乖離(かいり)してしまったことなども、売り上げ低迷の要因だと考えています」

Q.姉妹商品の「チョコフレークチップス」は販売を継続するのでしょうか。

担当者「『チョコフレーク』と同時期に販売を終了します」

 江崎グリコ(大阪市西淀川区)も昨年10月、1987年に発売したガム「キスミント」の販売を終了すると発表しました。

 担当者は「すでに2018年2月に製造を終了しました。小売店での在庫がなくなった時点で販売終了となります。終売はガム商品の売り上げが落ち込んだことが主な理由です。経営合理化のため、事業の選択と集中を進めました」と説明。販売終了発表後の反響については「『学生時代は愛用していた』など、終売を惜しむ声が当社のお客様センターに寄せられています」としています。

 日本チューインガム協会(東京都港区)によると、2017年のチューインガムの生産量は16年比5.5%減の2万5200トン、販売額は同5.0%減の1005億円。ピークだった2004年の生産量(4万6100トン)、販売額(1881億円)と比較すると4割以上低下しています。

 この他、そのボリュームと食感で人気があった、森永乳業(東京都港区)の「たっぷりプリン」も昨年10月で販売を終了。SNS上では「ショック」「たっぷりプリンは青春だった」などと惜しむ声が上がっていました。

 時代の移り変わりの中、新しい商品が生まれ、かつての人気商品が姿を消すのはやむを得ないことですが、寂しいものです。

(オトナンサー編集部)

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