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香港の世界最高齢パンダが「安楽死」、日本では法的に認められるのか

ただし愛護動物を“みだりに”殺せば犯罪にも

 しかし日本には、動物虐待などを防ぐために定められた「動物の愛護及び管理に関する法律」があり、その44条では、愛護動物(人が占有しているほ乳類など)をみだりに殺したり、傷つけたりすることは懲役にも当たる犯罪、とされています。

 藤原さんによると、「みだりに」という表現は幅広い概念であるため、「安楽死させる場合も痛みを与えず、獣医の関与の下で行うなど慎重を期さなければ、罪に問われることが考えられます」。

 法律では一般に、動物は「人間」ではなく「物」とみなされるそう。とは言え、同法の規定を無視することはできない、といった結論でしょうか。

(オトナンサー編集部)

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藤原家康(ふじわら・いえやす)

弁護士

東京大学法学部第一類卒業。2001年10月弁護士登録(第二東京弁護士会)。一般民事事件・刑事事件・家事事件・行政事件・破産事件・企業法務などに携わる。日本弁護士連合会憲法委員会事務局次長、第二東京弁護士会人権擁護委員会副委員長などを歴任。中学校・高校教諭免許(英語)も保有する。TBS「ひるおび!」「クイズ!新明解国語辞典」「夫婦問題バラエティ!ラブネプ」、フジテレビ「お台場政経塾」などメディア出演多数。

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