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まだ、あるのに…出そうで出ない缶入りスープの「コーン粒」、うまく飲み切るコツは?

缶入りのコーンスープを飲んだとき、コーンの粒が缶の底に残って悔しい思いをした経験はありませんか。飲み切るコツはないのでしょうか。

各社が販売している缶入りコーンスープ
各社が販売している缶入りコーンスープ

 秋が深まり、缶入りの温かいコーンスープがおいしい季節となりました。しかし、時にもどかしいのが缶の底に数粒のコーンが残ってしまうこと。最後まで飲み切ることを諦め、粒が残ったまま缶を捨ててしまう人も多いのでは? そこで、メーカー各社に、粒を残さず飲み切るコツを聞きました。

容器にも粒が出やすい工夫

 まず、缶入りスープ市場でトップシェアのポッカサッポロフード&ビバレッジ(名古屋市中区)です。8種類のコーンスープを製造・販売しており、「じっくりコトコトとろ~りコーン」が缶の主力商品です。夏場には冷製コーンスープを販売したこともあります。広報担当者に聞きました。

Q.コーンの粒を残さず飲み切るコツを教えてください。

担当者「まず、飲む前に缶をよく振ります。そして、缶を軽く傾けた状態で缶上部を軸にして、手首のスナップをきかせながら、缶の中で渦ができるように、時計回りに細かく回してから飲んでください。時計回りに回すのがポイントです」

Q.缶に何か工夫はしていますか。

担当者「粒コーンが出やすくなるために、『ジャンピング缶』という容器を使用しています。飲み口に近い部分を少しへこませて段差を作ることで、コーン粒が跳ね上がり、飲み口から出やすくしています。2012年8月から採用しました」

Q.飲み口を大きくすれば、缶の底に残ることはないと思うのですが。

担当者「現状のプッシュプル型の開け口の方が、広口缶よりも密封性が高いからです。より品質が安定するように、現状の開け口を採用しています」

 伊藤園(東京都渋谷区)の広報担当者にも聞きました。同社では「特濃コーンポタージュ」などを製造・販売しています。

Q.コーン粒を残さず飲み切るコツを教えてください。

担当者「まずは、開封前に缶をよく振ってください。そして、缶を回したりすることなく、そのまま飲んでください。『粒がよく出る新設計の容器』を採用しているので、従来の缶よりはコーン粒が出やすいと思っています」

Q.粒がよく出る新設計の容器とは。

担当者「『粒が出にくい』というお客さまのご意見にお応えするため、2016年9月から採用しました。缶の飲み口部分の約1センチ下の部分にくびれを作り、傾けたときに缶内部でコーン粒がジャンプするような構造を作り出しています。『流体力学』という学問の理論を応用しています」

Q.最近、缶入りの「とん汁」を発売されましたが、そちらは広口缶ですね。なぜ、コーンスープには広口缶を採用しないのですか。

担当者「とん汁の具材は、それぞれ大きさに違いがあります。具材の中で一番大きいジャガイモは通常の缶では出にくいので、広口缶を採用しています。コーンスープは、コーン粒が勢いよく出てくるのをお客さまに楽しんでいただきたいと思い、現行の缶を採用しています」

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