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犬や猫も「車酔い」するって本当?→獣医師「本当です」 実は「車酔いしやすい」犬猫には特徴があった

犬猫の車酔いを防ぎたい…飼い主ができる対策は?

 車内で注意して様子を見ていても、犬や猫が車酔いをしてしまうことはあると思います。

 車酔いをすると、犬や猫がずっと緊張状態や悪心(おしん)を伴った状態となります。緊張状態を緩和させるために、十分な休憩を取るように心がけましょう。可能であれば、換気も行うことが望ましいです。窓を全開にすることは安全上難しいのですが、少しだけ窓を開けることでも空気の入れ替わりを促せます。

 また、空調を使っても車内の場所によっては高温になることが多く、とりわけケージ内に熱が充満する可能性があります。温度管理と水分摂取を適宜行いましょう。

 最後に、犬や猫の車酔いを予防するために、飼い主さんができる対策についてお伝えします。

 犬や猫にとって、いきなり長時間のドライブは負担になることが予想されます。短時間の移動から慣らしていき、緊張や恐怖心につながらないようにしておくとよいでしょう。

 また、車内の環境を整えることが車酔い対策につながることがあります。「強い芳香剤の使用を控える」「通気性のいいクレートを選ぶ」「直射日光が当たらないようにする」などです。動物側の対策としては、「空腹あるいは満腹状態での移動を避ける」「飲み水を用意しておく」「動物用の酔い止めを使用する」などがあります。

 移動中も換気に気を使いながら、こまめな休憩をして、常に犬や猫の様子をチェックしておきましょう。体調が万全でない場合は、無理をしないことも重要です。急な加減速は車酔いを誘発するので、細やかな気遣いをして、安全運転で行楽を楽しんでいただけたらと思います。

(オトナンサー編集部)

【写真】“散歩拒否”発動! 動きたくない犬たちの「全力の抵抗」がかわいい(13枚)

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増田国充(ますだ・くにみつ)

獣医師

北里大学卒業。愛知、静岡県内で勤務後、2007年にますだ動物クリニックを開院。一般診療のほか、専門診療科として鍼灸や漢方をはじめとした東洋医療を行っている。国際中獣医学院日本校事務局長兼中国本校認定講師、中国伝統獣医学国際培訓研究センター客員研究員、日本ペット中医学研究会学術委員、AHIOアニマルハーブボール国際協会顧問、専門学校ルネサンス・ペット・アカデミー非常勤講師。ますだ動物クリニック(http://www.masuda-ac.jp)。

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