【漫画】「ちょっと!」 小学校の音楽会で、思わず心の中で叫んだ母 終了後、へこんだ理由に「必死なのは分かるけど」
双子の娘たちが通う小学校で行われた音楽会。母はわが子たちの頑張っている姿をしっかり動画に収めようと、カメラを構えたのですが、曲が始まったそのとき…。Instagramで公開された漫画が、「大人なのだから、マナーは守ってほしいですよね」と話題に。作者の「サヤ山 サヤ」さんにお話を聞きました。

小学校の音楽会で遭遇した保護者のマナー違反について描いた漫画「守ろう!!鑑賞時のマナー」が、Instagramで2300以上のいいねを集めて話題となっています。
双子の娘たちが通う小学校で行われた音楽会を見に行った母。体育館に並べられた椅子に座り、わが子たちの頑張りをしっかり動画に収めようとカメラを構えました。しかし、そのカメラの先に…。読者からは、「こんなことがあっていいのか」「みんな必死なのは分かるけれども…」「大人なのだから、マナーは守ってほしいですよね」などの声が上がっています。
音楽会終了後は悲しくて悔しかった
この漫画を描いたのは、ブロガーの「サヤ山 サヤ」さんです。Instagramやブログ「イイフタゴ絵日記」などで漫画を発表しています。サヤ山 サヤさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回、漫画「守ろう!!鑑賞時のマナー」を描いたきっかけを教えてください。
サヤ山 サヤさん「一人一人がマナーを守って、みんなが気持ち良く観覧できるようになればいいなと思い、描きました」
Q.マナー違反をしている保護者を見て、どう思いましたか。
サヤ山 サヤさん「わが子の晴れ舞台をほとんど見られず、悲しくて悔しかったです(涙)。わが子が完全に見えなくなってしまったので、心の中で『ビデオを下げてー!』と叫んでしました」
Q.このとき以外でも、「後ろの人を気にしない」マナー違反行為を見掛けたことはありますか。
サヤ山 サヤさん「テーマパークのパレードでかぶり物をしたままだったり、運動会で日傘を差したままだったり、割と見掛けることが多いと思います。前方だけに集中すると、後ろのことにまで意識が向かなくなるのかもしれませんね」
Q.今度もし同じようなことがあったら、どのように対処しようと思いますか。
サヤ山 サヤさん「もちろん目の前に座っている人であれば、肩をたたいて下げてもらうように伝えます。でも、このときのように少し距離があって、演奏中などで下手に動けないときは困りますね…。マジックハンドでも持っていきたいところです(笑)」
Q.前回のインタビュー以降、創作活動に変化はありますか。
サヤ山 サヤさん「相変わらず、育児中に起きたトラブルやクスッと笑える日常などをコミカルに描いています」
Q.漫画「守ろう!!鑑賞時のマナー」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
サヤ山 サヤさん「『面白い』『笑いました』などの声の他に、同じ経験をした親御さんから共感のコメントをたくさん頂きました」
(オトナンサー編集部)
本当にこれはありますね。
後ろの人のことを考えていない(気にしていない)人って少なからずいますね。
自分は娘が小学校高学年から中学卒業迄音楽をやっていたこともあり、発表の時の撮影をしていました。(中学では専属の記録撮影担当してました)普通に撮影をすると前の人のカメラや頭が入ってしまうため自分がやっていた事は、場所によって異なりますが、体育館やホールでは一番最後列に立つかそれよりも後方で、脚立等と三脚を使用して頭やカメラが入らないようにしていました。
また、屋外では脚立の他に望遠レンズ(機能)を使って撮影をしていました。
無論屋外では日傘を前列で使用している人には容赦なく伝えています(後方の方が見えないのと端の金具が周囲の観覧者の目等に入る危険性があるからです)。
確かに一生懸命にやっている子供の映像を残したい気持ちは痛い程にわかりますが、昨今では、トラブル回避の対策として、決められた担当者以外の撮影禁止という事もしている所があることを聞いたことがあります。
撮影をする際にも後方の人の事を気に掛けて欲しいですね。