【漫画】共働きでも“家事は女の仕事”ってこと!? 同居する彼氏の「男尊女卑的な言動」に、怒り心頭の女性 家を出て…「カチンときますね」
「俺は、普通と比べたら家のことをやっている」と言ってきた同居中の彼。彼女は「他の人と比べなくても、君は家のことをしてくれるから感謝している」と返しました。すると彼の機嫌が悪くなり…。Instagramで公開された漫画が、「カチンときますね!」と話題になりました。作者のヒマ子さんにお話を聞きました。

同居していた彼と口論になったエピソードを描いた漫画「女として」全4話が、Instagramで多くのいいねを集めて話題となっています。
「俺は、普通と比べると家のことをよくやっている」という彼。彼女は「人それぞれ『普通』は違うけれど、私はあなたに感謝している」と気持ちを伝えました。すると彼は機嫌が悪くなり…。読者から、「パートナーとは平等でありたい」「カチンときますね…」などの声が上がっています。
彼氏の男尊女卑的な姿勢が強く記憶に残り…
この漫画を描いたのは、ヒマ子さんです。元彼とのエピソードをネタにしたエッセー漫画をInstagramとブログ「毎日ヒマ子の分析日記」で発表しています。
Q.数ある彼とのエピソードの中で、このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。
ヒマ子さん「彼の男尊女卑的な姿勢に腹が立ち、記憶に強く残っていたので描きました。また、『ここまで価値観が合わないにもかかわらず、別れを選ばなかった狂気的な自分自身の記録』でもあります(苦笑)」
Q.ヒマ子さんは、「普通は~」という表現を、意識して使わないようにしているのでしょうか。
ヒマ子さん「彼との付き合いでは、意識して使わないようにしていました。『彼の普通』は、私にとって普通じゃないことが多かったからです。彼は『普通』を盾に自分の要望を通そうとする部分があったので、彼の普通を、『俺たち(彼と私)の普通』にされてはたまったもんじゃないな、と。
『付き合っていたら、普通はスマホ見せるでしょ?』と言われたこともありました。わざわざ隠しているわけではないですが、できれば見てほしくないし、彼のも特に見たくないです…。え? 普通は見せませんよね(笑)?」
Q.お母さんには、よく相談をしているのですか。
ヒマ子さん「彼についての相談や愚痴は、よく聞いてもらいました。彼の主張に納得できないときや、彼の言動が理解できないときに電話することが多かったです。『私には理解できない彼の言動を、もし母が理解できるなら教えてほしい!』という気持ちもありました。元々はほとんど電話をしない母子でしたが、彼のおかげで母と電話する機会が増えたように思います」
Q.このエピソード以外にも、彼には他人と比較することで自分の評価を求めることがあったのでしょうか。
ヒマ子さん「ちょっと違うかもしれませんが、私が『疲れた』とこぼすと『俺の心労と疲労に比べたら全然だよ』など、『(私よりも)自分の方が~』という発言はよくありました。そのあたりのエピソードもいろいろ漫画にしているので、読んでいただけるとうれしいです」
Q.この作品に、どのようなコメントが寄せられましたか。
ヒマ子さん「コメントではなくDMで、『これはカチンときますね』『多様性の時代、家事に関してパートナーと平等でありたいですね』『こちらも彼に“男としてするべきことを考える”のが良いですね!』などとメッセージを頂きました」
(オトナンサー編集部)
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