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【漫画】「適応障害」で休職中の夫 育児しながら働く妻をよそに、毎晩のように飲み歩き…“やりたい放題”っぷりに「腹が立つ!」

適応障害で働けなくなった夫。妻は共働きで、乳児の子どもの世話をしながらも、夫のためにいろいろなことをやっていました。しかし、夫は毎晩のように飲み歩き…。Instagramで公開された漫画が、「腹が立つ夫!」と話題になりました。作者のミントさんにお話を聞きました。

漫画「うちの夫は病人サマ」のカット(ミントさん提供)
漫画「うちの夫は病人サマ」のカット(ミントさん提供)

 友人のエピソードを元にしたフィクション漫画「うちの夫は病人サマ」が、Instagramで多くのいいねを集めて話題となっています。

 適応障害と診断され、休職中の夫「リョウ」。妻の「ひさえ」は子育てをしながら働き、夫を支えようとしていました。しかし夫は毎晩のように飲み歩き…。読者からは、「イラッとする!」「夫に腹が立つ!」などの声が上がっています。

友人の体験談をもとに制作

 この漫画を描いたのは、ミントさんです。Instagramブログでエッセー漫画などを発表しています。また、漫画サイト「Vコミ」で「風俗嬢になったら、一家が壊滅しました」を連載中です。ミントさんに、作品についてのお話を聞きました。この作品は連載中で、本記事では連載の1~9話をご紹介しています。ミントさんのInstagramとブログで続きを読むことができます。

Q.ご友人の体験談ということですが、この話を聞いたとき、ミントさんはどのように感じましたか。

ミントさん「実は私もこのご主人と同じ病気になったことがあり、そのときを思い出しました。私はこのご主人のようにはとうてい動けず、ゲームをするような気力も湧きませんでした。なので正直言って、『ひどいご主人だな』と感じてしまいました」

Q.この旦那さまの所業について、どのように思いましたか。

ミントさん「子どもがまだ小さく、奥さまのひさえさんも恐らく育休から復帰したばかりだと思うので、その状況でこの所業をされたら普通は信頼をすぐに失うし、『離婚待ったなし』だなと思いました。自分自身も子どもを持つ女性ということもあり、ひさえさんに感情移入してしまいます」

Q.ひさえさんのモデルになったご友人は、漫画になって多くの人に見られることをどう感じていらっしゃるようですか。

ミントさん「作品のラストにつながる部分もあるので、あまり深くは言えませんが、『病気について知ってもらえたら』と。また少数ではあるでしょうが、ひさえさんと同じ悩みを持っている人がいる可能性もあるので、『そういった人に届けばいいな』と言っています」

Q.現在連載中ですが、全何話の予定でしょうか。

ミントさん「80~100話の間で終わる予定です! だいぶ長くなりました」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

ミントさん「実際に適応障害になった経験のある人、今まさになられている人からもコメントを頂きました。『病気になったら飲みに行けない! ゲームなんてできない! 本当に治す気があるのか?』などのコメントが多かったです。連載の続きを、Instagramのコメント欄も含めてご覧いただくことで、病気についてさらにリアルに知っていただけるかもしれません。基本的には99%、奥さまのひさえさんの味方でした!」

(オトナンサー編集部)

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