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調理器具不要! “袋”だけで生地が作れるホットケーキミックス、商品開発の経緯は?

森永製菓の新商品のホットケーキミックスが「ボウルやおたまを使わなくて済むのでとても便利」と話題になっています。

森永製菓が発売した「もみもみホットケーキミックス」(森永製菓ホームページより)
森永製菓が発売した「もみもみホットケーキミックス」(森永製菓ホームページより)

 森永製菓(東京都港区)の新商品のホットケーキミックスが、SNS上で話題となっています。商品の袋に牛乳と卵を直接入れ、もむだけでホットケーキの生地が作れるという画期的な商品で、購入者から「ボウルやおたまを使わなくて済むのでとても便利」「子どもでも簡単にできるので楽しかった」「もちもち食感」「これ考えてくれた人、ありがとう」などの声が上がっています。商品開発の経緯を聞きました。

多忙な女性のニーズに対応

 新商品は8月21日発売の「もみもみホットケーキミックス」です。袋の裏側に記された目盛り線まで牛乳を入れ、卵を加えて約1分半、しっかりもみます。その後、袋の側面にある注ぎ口から、生地をフライパンに流し入れ、約5分焼くとホットケーキが完成します。ボウルや泡立て器、計量カップ、おたまといった調理器具を使わずにホットケーキを作れます。クッキーやドーナツ、カップケーキの生地作りも可能とのこと。

 森永製菓マーケティング本部菓子食品マーケティング部の渡部耕平さんに話を聞きました。

Q.開発のきっかけは。

渡部さん「ホットケーキは卵や牛乳を使っていて栄養価が高いため、子どもたちにもっと食べてもらいたいと考えていました。しかし、毎日、仕事や家事で忙しい中で食事を作るのも大変な状態です。たとえ、休日にホットケーキを作ろうと思っても時間になかなか余裕がない家庭が多いと思います。

この状況を何とか解消したいと思い、ホットケーキの調理過程で面倒に思っていることについてアンケートしたところ、『使った調理器具を洗う』が1位、『調理器具を準備する』が3位でした。そこで、使う調理器具をできるだけ少なくして、調理時の負担を軽くしようと思いました。

また、世間で袋を使った調理レシピが増えてきたことに注目し、ホットケーキの生地も袋の中で作れないかという発想に辿り着きました。生地を作った後、そのままフライパンに絞り出す注ぎ口を付けることを検討し、袋の素材メーカーと試行錯誤を繰り返してオリジナルの包装の開発に至りました」

Q.こだわった点、苦労した点は。

渡部さん「できるだけ、袋の中で調理が完結するように、袋の開発に注力しました。袋はパッケージの役割も果たすため、店頭で目立たせるために自立させなければなりません。卵と牛乳を入れた状態でも自立するためには、袋にある程度の強度が必要でした。しかし、誰でも簡単に混ぜられるためには柔らかさも重要でした。強度と柔らかさのバランスを取るのに苦労しました。

注ぎ口の大きさも苦労しました。大きすぎると生地が出すぎてしまい、使い勝手が悪くなります。試行錯誤を重ね、適切な大きさを発見しました」

Q.商品1つで何個のホットケーキが作れますか。

渡部さん「直径13~15センチのホットケーキが2枚作れます。事前のアンケートで、一度の食事で、お子さまにホットケーキを2枚食べさせる家庭が多いことが分かり、通常サイズのホットケーキが2枚作れる設計にしました」

Q.売れ行きはいかがですか。

渡部さん「今のところ好調です。現在、商品は品薄の状態ですが、工場での製造体制を強化しています」

Q.商品について、どのような意見が寄せられていますか。

渡部さん「お客様相談室には『作ったらすごく簡単でおいしかったので、びっくりしてお電話しました』といった声が届いています。SNS上では『こんなホットケーキ待っていた』『洗い物が出ないのは画期的』『キャンプやBBQに持っていこう』など、多くの称賛のコメントを頂いております」

 森永製菓によると、キャンプ場やバーベキュー場など調理器具が少ない場所でも調理が可能で、バーベキューの締めのスイーツや、キャンプ場の朝ごはんにも最適とのこと。全国の小売店や通販サイトで販売しています。

 オープン価格ですが、森永製菓の公式オンラインサイトでは「もみもみホットケーキミックス(120グラム×8袋)」1451円(税込み)で販売中です。

(報道チーム)

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