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30代を前に、29歳で好きなことをやり尽くした体験描く漫画 たどり着いた答えに「共感した」

20代最後の1年間に実践したことを描いた漫画が話題に。好きだった男性にフラれた女性ですが、20代最後に好きなことをやろうと気持ちを切り替えますが…。

20代最後の1年間に実践したことを描いた漫画のカット=ビクトリアブラディーヌ(@darekamoratte)さん提供
20代最後の1年間に実践したことを描いた漫画のカット=ビクトリアブラディーヌ(@darekamoratte)さん提供

 20代最後の1年間に実践したことを描いた漫画がSNS上で話題となっています。好きだった男性にフラれた女性ですが、20代最後に好きなことをやろうと気持ちを切り替えます。女性は勤めていた会社を辞め、海外に出かけますが…という内容で、「共感した」「挑戦することを忘れたくない」「かっこいい生き方」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

まだまだ人生を楽しめると感じた

 この漫画を描いたのは、ビクトリアブラディーヌ(ペンネーム)さん。働きながら漫画を描いています。「アラサー派遣OLビクトリアのやけっぱち暮らし」(ワニブックス)が発売中です。

Q.いつから漫画を描いていますか。

ビクトリアさん「インターネットで発表するようになったのが3年半前、26歳の頃です。つらいことが続き人生のどん詰まりだった時期に『せめて生きた証しを残しておこう』と思い、描き始めたのがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ビクトリアさん「以前から、『アラサー女のむなしい日常』をテーマに描いていたので、30歳の節目に何かを描こうと決めていました。

当初『三十路になってしまった』という自虐と悲観の漫画を描こうと思っていましたが、29歳で好き勝手に生活したおかげで、30歳になった時『あれ、まだまだ人生楽しめるぞ』と感じていたので、悲観的に描くのはやめました。

年齢の呪縛に悩んでしまう人が多いと思うので、そういう人にも明るい未来を見てもらいたいと、この漫画を描きました」

Q.漫画についてどのような意見が寄せられていますか。

ビクトリアさん「『年齢で悩んでいたけど、勇気をもらいました』という感想をたくさん頂き、とてもうれしかったです。また『自分もいい歳だけどこんな事に挑戦しています』と教えてくださった方も多く、一人一人の行動力に感動しました。『いくつになっても、人生捨てたもんじゃないな』と改めて感じました」

Q.今後、創作活動で取り組んでいきたいことは。

ビクトリアさん「さまざまな理由から、なかなか前に一歩踏み出せないという方の背中を押せるような漫画を描けたらと思います」

(報道チーム)

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