料理が上手なのに嫌いな女性描く漫画 後輩の“肉じゃが”にダメ出しして…「ゴングが鳴った」
料理をめぐる女性同士の会話を描いた漫画が話題に。料理の腕があるにもかかわらず、作るのが嫌いだという先輩の女性。その理由は、料理本や料理サイトを参考に作ることにあるようで…。

料理をめぐる女性同士の会話を描いた漫画「料理したくない先輩」が、SNS上で話題となっています。料理の腕があるにもかかわらず、作るのが嫌いだという先輩の女性。その理由は、料理本や料理サイトを参考に作ることにあるようで…という内容で、「ゴングが鳴った」「終わらない戦争になる」「肉じゃがは『牛』じゃないと変なのか」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
自分の料理に魅力を感じない
この漫画を描いたのは、雪狸(せつり、ペンネーム)さんです。2013年に漫画家としてデビューしました。現在、ライトノベル「ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです」の漫画化を担当しています。
Q.いつから漫画を描いていますか。
雪狸さん「小学生の頃から自由帳に描いていました。もともと絵を描くのが好きだったので、その流れで書き出したのだと思います」
Q.今回の漫画を描いた理由は。
雪狸さん「漫画に登場する先輩のように、自分が作る料理にあまりテンションを上げられないのがきっかけです」
Q.普段、料理はしますか。
雪狸さん「するにはしますが最低限という感じですね。自分の料理に萌えないので(笑)」
Q.漫画で「原作が最高」「自分で作りだした料理(作品)には萌えない」と書いた意図は。
雪狸さん「どうして、自分の料理に対して積極的になれないのだろうと理由を考えた時、『二次創作などのスタンスに似ているのでは』と思ったからです。その考えを登場人物の『先輩』に投影しました」
Q.漫画についてどのような意見が寄せられていますか。
雪狸さん「料理についてよりも肉じゃがの肉についての意見が一番多く、面白かったです(笑)肉じゃがはどの肉でもおいしいですよね」
Q.今後、創作活動で取り組んでいきたいことは。
雪狸さん「今後も短編漫画を投稿していけたらと考えています。このほか、趣味で『少女花図鑑』というシリーズ漫画も描いているので、毎月何かしらの漫画を描いて発表したいです」
(報道チーム)
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