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【栄養】「牛乳類」は全部で7種類! 管理栄養士がお勧めする“栄養バランスがいい”種類って?

実は、「牛乳類」には7つの種類があることを知っていますか。管理栄養士に、栄養バランスのよい牛乳の種類はどれなのか聞いてみました。

実は7種類あるって知ってた?
実は7種類あるって知ってた?

 スーパーなどでさまざまな種類が販売されている「牛乳」。牛乳を含む「牛乳類」には7つの分類があり、カロリーや栄養が異なるものもあります。そこで、管理栄養士の桜井このさんに、栄養の観点から“最もお勧め”の牛乳や、選び方のポイントを教えていただきました。

牛乳本来の栄養素が含まれているのは…

Q.牛乳には、どんな種類があるのですか。

桜井さん「『牛乳類』というカテゴリは規約によって7種類に分けられており、原料や成分によって異なります。

まず、牛から搾った乳をそのまま使う『生乳』を原料としたものが、『牛乳』『成分調整牛乳』『低脂肪牛乳』『無脂肪牛乳』の4つです。このうち、加熱殺菌処理をしただけのものが『牛乳』と呼ばれ、他の3種類は成分の調整を行っています。また、国から認可された牧場でのみ製造された牛乳には『特別牛乳』という区分もあります。

次に、牛乳が含まれる加工品として『加工乳』『乳飲料』の2種類があります。こちらは生乳100%ではないものが含まれますが、原料のパーセンテージは商品に記載されています」

Q.栄養の観点から見て、最もお勧めしたいのはどの種類ですか。

桜井さん「一番のお勧めは、最もシンプルな方法で製造される『牛乳』です。これは、何か他の成分を人工的に加えたり、逆に減らしたりすることができないため、牛乳本来の栄養素が含まれている種類なのです。そのため栄養のバランスがよく、コクもあるので料理に取り入れるのもお勧めですよ。

カロリーの取り過ぎが気になる人、ダイエットをしている人は、脂肪分を調整した『低脂肪牛乳』や『無脂肪牛乳』を選ぶとよいかもしれませんね」

Q.「低脂肪牛乳」の栄養はどうでしょうか。

桜井さん「低脂肪牛乳は分類上『脂肪分のみを少なくしたもの』という位置づけなのですが、調整をする段階でビタミンA、D、E、Kなどの含有量も少なくなってしまうといわれています。販売価格が安い他、脂肪分が少ないことで味がスッキリしていて飲みやすい一方で、『味が薄い』『コクがない』と感じることもあるようです。栄養のバランスでいうと、やはり成分を調整していない『牛乳』がいいと思いますね」

* * *

 一般的に「牛乳」と呼ばれる商品も、成分の違いによってさまざまな種類に分けられているのですね。栄養素として優秀なのは調整されていない「牛乳」だそうですが、カロリーコントロールをしたい人にとっては脂肪分が気になるもの。メリットを知り、自分に合う牛乳を選んでみてくださいね。

(オトナンサー編集部)

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桜井この(さくらい・この)

管理栄養士

管理栄養士歷20年。栄養指導人数5,000人越。総合病院、高齢者施設、産婦人科小児科での勤務の後、栄養士の指導にも従事。現在はフリーの管理栄養士として、個人の栄養・食事相談から企業・飲食店・サロン・スポーツジム等の献立作成まで、幅広い活動を行う。

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