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シャンプー前は「予洗い」が大事! メリット&コツを美容師に聞いてみた

シャンプーを使う前に予洗いをすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。美容師に聞きました。

「予洗い」のメリットは?
「予洗い」のメリットは?

 シャンプーを使う前は、お湯で髪や頭皮をぬらす「予洗い」をするのが大事だといわれています。予洗いをすると、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。予洗いのコツなどについて、美容師の原木佳祐さんに聞きました。

シャンプーの洗浄効果を高める

Q.そもそも、髪を洗うときに予洗いは必要なのでしょうか。メリットについて、教えてください。

原木さん「予洗いをすることで、髪の表面に付いた汚れの半分以上を落とすことができるといわれています。また、汚れを取り切れなかったとしても少しずつ浮かせることができるため、シャンプーで本格的に洗う際の洗浄効果を高めるというメリットもありますね。美容師が髪を洗う際は、しっかりと予洗いをしてからシャンプーで泡立てているはずです」

Q.予洗いのコツについて、教えてください。

原木さん「予洗いをするときは、髪全体と頭皮をお湯でしっかりぬらしましょう。適当に髪をぬらしただけですぐにシャンプーを付けてしまうと泡立ちが悪くなるほか、シャンプー本来の洗浄効果を発揮できなくなります。そのため、お湯で汚れをしっかりと浮かせ、取り除ける汚れは先に流しておくことが重要です。

また、予洗いのときには指の腹を使ってマッサージするようにぬらしていくと、頭がスッキリしますし、汚れもだんだんと浮き上がりやすくなりますよ」

Q.予洗いはどの程度の時間をかけた方がよいのでしょうか。

原木さん「髪の長さによりますが、ショートヘアの男性の場合、1分程度で全体を十分に洗い切れると思います。ロングヘアの女性の場合も、3分程度を目安に予洗いをするとよいですね」

 髪の毛の汚れはシャンプーで洗い流すものだと思っていた人は多いのではないでしょうか。自宅でその日の汚れをしっかり洗い流せるように、シャンプー前の予洗いを実践してみてくださいね。

(オトナンサー編集部)

原木佳祐(はらき・けいすけ)

美容師

美容師、パーソナルカラリスト認定講師、パーソナルカラリスト1級、骨格スタイルアドバイザー1級、色彩診断士。美容院では7年前から骨格診断とパーソナルカラー診断を取り入れ、日本で唯一診断の出来るヘアサロンを確立。 その後、顔タイプアドバイザー1級の資格を取り診断系をコンプリート。現在は表参道の美容院で現役サロンマネージャーとして活躍中。

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