20代社会人が「ゆるい」と感じる職場の特徴、圧倒的トップは? 「成長できない」「評価が変わらない」の声も
20代を対象とした「ゆるい職場」に関する調査結果が発表されました。20代が「ゆるい」と感じる職場の特徴とは……。
職場の「ゆるさ」を理由に転職を検討する若手社会人の増加が話題になっている昨今。実際のところ、20代は職場のどんな点を「ゆるい」と感じているのでしょうか。就職・転職情報を提供する学情(東京都千代田区)が、20代を対象とした「ゆるい職場」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
「職場が『ゆるい』と感じることがある」4割近く
調査は2023年8月、同社運営サイト「Re就活」「20代の働き方研究所」の来訪者である20代の社会人を対象に、インターネットリサーチで実施。297人から有効回答を得ています。
まず、「仕事において、職場が『ゆるい』と感じることはあるか」について聞いたところ、「ゆるいと感じる」と回答した人は14.8%でした。「どちらかといえばゆるいと感じる」(24.6%)を合わせると、職場が「ゆるい」と感じることがあるとした20代が4割に迫る結果となっています。
では、どのようなときにそう感じるのでしょうか。「ゆるい」と感じることがある回答者を対象に、「どのような点で職場が『ゆるい』と感じるか」(複数回答可)を聞いてみると、最多となったのは「上司からの指導がない」で、53.8%に上りました。
同社は「『ルーティン業務ばかりで、なかなか成長できないと感じる』『数字へのコミットを重視されておらず、成果を上げても上げなくても評価が変わらない』『上司から指導されることがない』といった声が寄せられました」とコメントしています。
(オトナンサー編集部)
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