バス運転手が利用者のおばあさんに“廃線”を告げる漫画 まさかの結末で「妄想膨らむ」
路線バスをめぐる人間模様を幻想的に描いた漫画が話題に。普段、通院のため路線バスを利用するおばあさんですが、運転手から廃線を告げられ…。
路線バスをめぐる人間模様を幻想的に描いた漫画「ファンタジー世界の赤字路線バス」がSNS上で話題となっています。普段、通院のため路線バスを利用するおばあさんですが、運転手から廃線を告げられ…という内容で「ばあちゃんクール」「ストーリーが好き」「妄想が膨らむ」などの声が上がっています。漫画の作者に聞きました。
散歩中に電車を見て着想
漫画を描いたのは、漫画家・漫画原作者として活動する一智和智さん(ペンネーム)。「バーサスアース」(少年チャンピオン・コミックス)、「三国志F」(コアマガジン)などの漫画を手掛けてきました。
Q.この漫画を描いたきっかけは。
一智さん「何かネタがないかと散歩していた時、たまたま電車を見かけ、『公共交通機関を使って何か描くか』と急に思いつきました。赤字路線と設定したのは(実家の)田舎で走行しているバスの本数が1日数本だった実体験が根底にあるのかもしれません」
Q.読者からはどのような感想が寄せられていますか。
一智さん「『おばあちゃんがかっこいい』という意見が多かったような気がします」
Q.今後の目標は。
一智さん「細く長く続けていくが目標でしょうか(笑)SNS上で発表する漫画は、仕事で取り組む漫画とは区別して考えているので、自分の好きなように描いていきたいと考えています」
(報道チーム)
一日数本もバスがあれば立派なものだよ。
おらが村さの村営バスは一週間に一回、月曜日にしか来ない。
公共交通機関のない過疎地区で、高齢者が運転免許を返納したがらないのはこういう政策が原因なのだけどね。