娘を連れたパパが“魔王を倒す旅”に出るドラクエ風漫画 「新ジャンル」「連載して」の声
RPGゲーム風のファンタジーな世界観を再現した漫画が話題に。勇者に選ばれ、仕方なく娘を連れて旅を続ける男性ですが、道中である人物に出会い…。
RPGゲーム風のファンタジーな世界観を再現した漫画「子連れ勇者」が、SNS上で話題となっています。勇者に選ばれたのは、娘がいるごく普通の男性。仕方なく娘を連れて旅を続ける男性ですが、道中である人物に出会い…という内容で、SNS上では「面白かった」「新たなジャンル」「連載してほしい」「子どもがお父さんよりも強くなりそう」などの声が上がっています。作者の女性に話を聞きました。
異なる視点から「勇者」描く
漫画の作者は、趣味で漫画を描いている次見やをらさん(ペンネーム)。読み切り漫画「逆装ランデヴー」が雑誌「まんがくらぶ7月号」(竹書房)に掲載されています。
Q.いつから漫画を描き始めましたか。
次見さん「子どもの頃から、絵や漫画の真似事のようなもの(模写や数コマ)は描いていましたが、一つのお話として漫画を描くようになったのは約3年前からです。自由なテーマで描いた漫画を発表したかったので、ツイッターを活用し始めました。リアルタイムで反応が分かるので重宝しています」
Q.この漫画を描いたきっかけは。
次見さん「以前から、勇者が主人公の漫画が多いと感じていました。自分だったら勇者をどういう風に描いてみたいか考え、子連れの勇者を思いつきました」
Q.漫画は人気ゲームの「ドラクエ」を参考にしているのですか。
次見さん「実は『ドラクエ』などのRPGゲームはほとんどプレイしたことがありません。しかし、私が他の漫画雑誌などから知り得た勇者のイメージはドラクエがベースになっているようで、私が思い描くRPGの世界観もドラクエに近いものだと思います」
Q.読者からどのような意見が寄せられていますか。
次見さん「ありがたいことに『続きが見たい』という声や、『他のメンバーも子持ち?』『もしかして敵も?』などと展開を予想する声をたくさん頂きました」
Q.今後の目標は。
次見さん「確固たる目標はないのですが、これまで通り思いついたものを表現していくとともに、そのための表現力を少しでも磨いていけたらと思います。漫画を描く過程で、少しでも多くの人に漫画を読んでいただける機会が増えたらうれしいです」
なお、次見さんは、6月19日に第2話を掲載しています。
(報道チーム)
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