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休日に買い物する接客業の人の“あるある”描いた漫画 「わかる」「蛍の光で店を出る」と共感

接客業の人が休日に買い物をする場面を描いた漫画が話題に。「いらっしゃいませー」に無意識に反応するなど、その習性をわかりやすく描写しており、「すごくわかる」などと共感を呼んでいます。

接客業の人の習性を描いた漫画の1カット=睦月(@mousyun)さん提供
接客業の人の習性を描いた漫画の1カット=睦月(@mousyun)さん提供

 接客業の人が休日に買い物をする場面を描いた漫画が、SNS上で話題となっています。「いらっしゃいませー」の声に無意識に反応したり、閉店を知らせるBGMを聞いて店員を気遣ったりと、プライベートでも仕事の癖が抜けません。SNS上では「すごくわかる」「休日の買い物中に『いらっしゃいませー』と振り返って場を凍らせた」「『蛍の光』が聞こえたらさっさと店を出る」と共感する声が上がっています。作者に話を聞きました。

レシートの赤いラインを見て心配

 漫画には、3つの場面が登場します。「いらっしゃいませー」という店員の声に思わず反応したり、レシートの両サイドにある赤いラインを見て「レシート用のロール紙をかえなくても大丈夫か」と心配したり、閉店間近を知らせる曲「蛍の光(別れのワルツ)」を聞いて「支払いクレカなんで現金締めちゃって大丈夫です」と店員への気遣いを見せたりしてしまいます。

 描いたのは、大阪在住の睦月さん(30代女性、ペンネーム)。接客業をしながら趣味で漫画を描いており、作品は同人誌で発表するほか、単発ネタや同人誌での発表予定がないネタはSNS上で公開しているそうです。幼い頃から漫画が好きで、小学校低学年の時からノートに漫画を描いていたといいます。

Q.なぜこの漫画を描いたのですか。

睦月さん「仕事が休みだった時、久々に何か『日常』をネタにした漫画を描きたいなと思いました。SNS上では、接客に携わる人の勤務中の体験談は結構ありますが、接客業の人が店で客になった時の話はあまり見ないなと思い、描いてみました」

Q.漫画では「職業病」ともいえる場面が描かれていますが、読者からの反応は。

睦月さん「たくさんのリプライ(返信)や引用リプライを頂きましたが、皆さん、好意的でした。接客業とひと口に言っても、飲食、アパレル、GS、百貨店、コンビニ、書店などさまざまな職場の体験談が集まってきて楽しいです。

全員に返信はできませんが、読みながら『分かるわ~』とか『ええ人や~めっちゃええ人や~』って、ビールをおごりたい衝動に駆られています(笑)今後もいろいろな人に楽しんでもらえる漫画を描き続けていけたらと思います」

(報道チーム)

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