コツメカワウソやスナネコのペット化見直し“公式応援団”認定開始
野生動物の「ペット化」見直しを訴えるキャンペーンを実施中のWWFジャパンが、キャンペーンの趣旨に賛同して「#ペットにしても幸せにできない動物」のハッシュタグをつけてツイッター投稿をした人を「公式応援団」として認定する取り組みを始めました。
コツメカワウソやスナネコといった野生動物の「ペット化」見直しを訴えるキャンペーンを実施中の公益財団法人「世界自然保護基金(WWF)ジャパン」(東京都港区)が、動物愛護週間(9月20日~26日)初日の9月20日、キャンペーンの趣旨に賛同して「#ペットにしても幸せにできない動物」のハッシュタグをつけてツイッター投稿をした人を「公式応援団」として認定する取り組みを始めました。
応援団限定の動画や壁紙も
キャンペーンは8月にスタート。動物園で人気があり、しかも「ペットとして飼いたい」という声もある野生動物たちが、実はペットとして飼うには不向きで、ペット化が絶滅の危機を招きかねないことを「飼育員さんだけが知ってる あのペットのウラのカオ」と題した6種類の動画で解説。WWFジャパンが、国内の動物園4園と協力して動画を制作し、WWFジャパンのホームページ内特設サイトで紹介しています。
今回の取り組みは、より多くの人たちに賛同を広げるために実施。キャンペーンサイトの「ツイートする」から「#ペットにしても幸せにできない動物」のハッシュタグをつけてツイッター投稿すると、応援団員認定証と限定サイトの認証コードを取得でき、キャンペーンサイトから限定サイトに招待されます。限定サイトでは、公開中の動画のオフショット動画の視聴ができたり、コツメカワウソたちのかわいい姿が入ったスマホ壁紙やSNS用アイコンフレームを入手できたりします。
WWFジャパンは「野生動物のペット飼育は、『絶滅の危機につながる』『密猟・密輸を招く』『感染症の病原体保有の可能性』『動物福祉の実現が困難』『外来生物のため、在来種に悪影響を与える恐れ』という5つのリスクがあると知ってほしい」と呼び掛けています。
(オトナンサー編集部)
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