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“元従業員”が「大量のナメクジがいる」と投稿 大阪王将が保健所の調査結果、公表

中華料理チェーン「大阪王将 仙台中田店」(仙台市太白区)に対して、元従業員と名乗る人が「冷蔵庫にナメクジが大量にいる」などとツイッターに投稿したことが話題となり、運営会社が保健所の調査結果を公表しました。

大阪王将が、「仙台中田店」に関する保健所の調査結果を公表(大阪王将のホームページより)
大阪王将が、「仙台中田店」に関する保健所の調査結果を公表(大阪王将のホームページより)

 中華料理チェーン「大阪王将 仙台中田店」に対して、元従業員と名乗る人が「冷蔵庫の扉と扉のすき間に大量のナメクジがいる」などとツイッターに投稿したことが話題となり、運営会社の大阪王将(大阪府枚方市)が7月27日、同店に関する保健所の調査結果を公表しました。

店舗外での猫の飼育が判明

 同社によると、保健所の調査は同月25日に行われ、「厨房内や廃棄物保管場所付近の清掃を徹底」「食品、食材、調理器具、食器類は格納棚に清潔な状態で保管」「動物の飼育は行わないこと」など、12項目の指導があったとしています。

 このうち、動物の飼育について、同社は「2019年10月12日から2022年6月15日まで、店舗の屋外にて猫を飼育していたことが判明した」と公表。本部が把握できなかった理由について「外部機関による衛生検査を年1回実施していたが、検査当日は猫を他の場所へ移動していたため」と説明しました。

 また、「今回の調査では、ナメクジ、そ族昆虫などは見受けられなかったが、湿気の多い季節に外部からの侵入があったことが店舗からも報告があった」とし、「出入口への網戸設置により、ナメクジ、そ族昆虫の外部からの侵入を防ぎ、再発防止を徹底する。合わせて衛生管理、害虫駆除も徹底し害虫の発生防止を強化する」「全店で全従業員向けの勉強会を開催し、食材・店舗備品の取り扱い、ならびに衛生管理ルールを再徹底し、改善を継続していく」などと説明しました。

 今後、所轄保健所の指導のもと、「業者による清掃作業(7月31日に実施)」「客席と調理場の間に扉を設置」「出入り口への網戸の設置」「店舗屋外の定期的な衛生検査」などを行うとしています。

(オトナンサー編集部)

「冷蔵庫に大量のナメクジ」で波紋! 保健所による12項目の指導内容と、今後の大阪王将の対応

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