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死者が10年間で1.7倍! 冬の寒暖差がもたらす「ヒートショック」とは

お風呂場以外にも潜む危険

 それでは、お風呂場以外に危険なシーンはないのでしょうか。医師の友利新さんは「夜中のトイレ」を挙げます。温かい布団を出て寒い廊下やトイレに移動する際の温度差に加え、排尿時に血圧が上がることが要因となるそうです。

 そうは言っても、就寝中に突然尿意を催してしまったら・・・。何か事前に準備できることはあるのでしょうか。

 友利さんは「布団を出るときに1枚上に羽織る、靴下やスリッパで足元を温めるなどして、温度差を少なくしてください。トイレに暖房器具を置くのも効果的です」と話します。

 友利さんによると、こうしたリスクは何も高齢者だけに限った話ではないそう。健康な人でも注意しなければなりませんが、特に動脈硬化や糖尿病などの持病がある人はヒートショックになりやすいとのこと。そのため、「寒暖差のある状況に注意するだけでなく、普段の生活にも目を向けてほしい」といいます。

 日常にも潜むヒートショックの危険。生活習慣病のある人や、普段からタバコを吸う人にとっては人ごとではなさそうです。

(オトナンサー編集部)

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友利新(ともり・あらた)

医師(内科・皮膚科医)

沖縄県宮古島出身。東京女子医科大学卒業。同大学病院の内科勤務を経て皮膚科へ転科。現在、都内2カ所のクリニックに勤務の傍ら、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、美しく生きるための啓蒙活動を雑誌・TV などで展開中。2004年「第36回準ミス日本」という経歴を持つ美貌の新進医師。美と健康に関する著書も多数。近著に「美肌暦 28日サイクルできれいになる」(光文社知恵の森文庫)、「Dr.友利の美人科へようこそ マタニティ外来編 妊娠・出産Q&A64」(講談社)がある。日本内科学会会員、日本糖尿病学会会員、日本皮膚科学会会員、抗加齢学会会員。オフィシャルブログ「友利新のビューティー診療室」(http://ameblo.jp/arata1107/)。

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