“直球勝負”で撃沈 41歳男性が意中の女性に「交際終了」を告げられた決定的な一言
すごく気に入っているから、好きな気持ちを伝えたい
安田みわさん(32歳、仮名)は、吉本まさとさん(33歳、同)とお見合い後に、3回目のデートを終えて、こんな連絡を入れてきました。
「婚活して1年になりますが、今までお会いしてきた中で、初めて結婚を意識したのがまさとさんです。私、お見合い結婚と恋愛結婚はそもそも違うものだと決めつけていました。お見合い結婚はある程度、条件の折り合いがついて、『この人と結婚してもいいな』という人と結婚していくものだと思っていたんです。でも、まさとさんは、会うたびに好きになっていって、『彼を失いたくない』という気持ちも芽生えてきた。何とか結婚までうまくたどり着きたいのですが、いい方法はありませんか?」
みわさんのように、「お見合い結婚と恋愛結婚は、そもそも違うもの」と思っている人は多いのではないでしょうか。お見合い結婚は、「まあ、この人となら結婚してもうまくいくだろう」という人を選んで、気持ちはさして盛り上がっていなくても結婚していくものだ、と。
私は、みわさんに言いました。
「これは、全く違うんですよ。お見合いは出会いのきっかけです。普段の生活で家と仕事場を往復していたら、なかなかいい出会いはありませんよね。すてきな人に出会ったとしても、既婚者だったり、その人には結婚願望がなかったりするかもしれない。ならば、『結婚をしたい』と考えている異性に、サイトを通じて出会っていく。それが婚活であり、お見合いなのです。
お見合いで結婚していく人たちというのは、その相手を好きになるから結婚していくんです。ちゃんと恋愛をし、その先に結婚があるのですよ」
そして、お見合いの場合は結婚を前提にした出会いなので、相手を好きになり、相手も好きになってくださったら、もうその先には結婚しかありません。
では、好きになった相手の気持ちを手に入れるには、どうしたらいいのか。
「私は、あなたのことを好きになりました」
「あなたを愛しています」
「あなたと結婚したいです」
そんな言葉を相手に告げるのは、とてもハードルが高い。ですが、こうした直接的な言葉を使わなくても、相手に気持ちを伝えることはできるのです。
私は、みわさんに、こんなアドバイスをしました。
「例えばデートのとき、一緒に食事をしたとしたら、『まさとさんとご飯を食べていると本当に楽しいし、何でもおいしく感じちゃいます』。これだけで、“私は、まさとさんが好きです”ということが伝わりますよね」
会話の中に、うれしい、おいしい、楽しいと前向きな感情をたくさん入れて話す。これがポイントです。
「また、こんなことを言うのも効果的ですよ。『私、まさとさんといると、本当に自然体でいられるし、いつも笑顔になれるんですよ』。これも、“私は、まさとさんが好きです”というのが伝わるでしょう?」
そして、男性の気持ちを手に入れたかったら、男性にばかり金銭的負担をかけないことも大切です。
「みわさんは以前、『まさとさんは、デートの食事代は全てごちそうしてくださる』と言っていましたよね。男性が払ってくれるのが当たり前になると、全くお財布を開かなくなる女性がいます。一方で、男性の好意にただ甘えるのではなく、ちゃんと気の使える女性もいます。『次の食事代(お茶代)は、私に出させてください』とか、『この映画のチケットは、私に買わせてください』とか、さりげなく提案したり、次のデートのときに、『この間はごちそうさまでした』と、ちょっとしたお菓子を手土産に持っていったり…。
仮交際で、全くお財布を開かない女性と、男性に気を使える女性がいたとしたら、どちらが選ばれるかは分かりますよね」
さらに、彼の気持ちを確実に手に入れていくには、どうしたらいいのか。
先述のしょうじさんは、「お付き合いを前に進めませんか?」と言って、答えをうやむやにされました。これは、聞き方としては失敗です。なぜなら、相手にYESかNO、二者択一の答えを迫っているから。これでは、相手の逃げ場がなくなります。
代わりに、こう伝えてみたらどうでしょうか。
「私は、◯◯さんと一緒にいると自然体でいられるし、本当に楽しいんですよ。これからも、仲良くしてくださいね」
「これからも仲良くしてくださいね」で、「前に進めたいです」という気持ちは伝わりますし、「前に進めませんか?」と相手に答えを求めているわけではないので、相手が迷っているなら、「ありがとうございます」と言ってその場を収め、考える時間を持てるでしょう。また、もし相手も前に進めたいと思っていて、それを言い出すことができずにいたのなら、 「ああ、前に進んでいいんだ」と、背中を押してあげることにもつながります。
婚活で、「いいな」「好きだな」「結婚まで進みたいな」と思う相手に出会うこと。これは簡単なようで、実は本当に大変なことです。それこそ、目には見えないご縁です。だからこそ、そうした相手が現れたときには、確実にそのご縁を引き寄せることが大切です。
言葉にしなければ、相手に気持ちは伝わらないのだけれど、相手に答えを迫るような質問をするのは、失敗のもと。こちらが好意を持っているというのが分かる言葉を、どんどん伝えていくことが大切です。
言葉選びのセンスを、磨いてみてくださいね。
(仲人・ライター 鎌田れい)

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