週休3日制は”夢の制度”か 導入時の「4つの懸念」
人事諸施策はつながっている
本件に限りませんが、企業における採用や育成、働き方、評価等々の人事諸施策は、すべてつながっています。欧米での週休3日制がうまくいっているように見える裏には、それを支えるいわゆる『ジョブ型雇用』や、エリート・ノンエリートの分断的キャリア構造などがありそうです。
そういう背景を持たない日本企業が、単に週休3日制だけを取り入れても、うまくいくことはないでしょう。働く人にとっては、週休3日制はただただ良さそうに見えてしまいますが、日本で、自社で、今最も大事なことはなんなのか。それをきちんと考えた上で、必要なのであれば、すべての人事諸施策を方向合わせして、一貫性を持たせた上で、週休3日導入を検討しましょう。
そうでなければ、一時、従業員に喜ばれたとしても、彼らが乗っている船自体を難破させてしまうことになるかもしれないのです。
(人材研究所代表 曽和利光)

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