「文句」を言いたがる人、言うのが好きな人の心理とは? 心理カウンセラーが解説
「文句を言わないと気が済まない」性質は変えられる?
Q.文句を言う人に対して、どのような接し方をするとよいですか。
小日向さん「文句を言う人は抑圧を解放させたいわけですから、それを抑圧することは最もやってはいけないことです。関係性によっては、さらなる圧力で発散させようとする可能性があるので、軽く聞き流すのが一番です。
また、文章であれば、自分の判断で中断することができるので、聞き流すことができない場合は『それ、文章で送って』と伝え、受けるストレスを自分で調整する方法もあります」
Q.「文句を言わないと気が済まない」と自覚している人が、このような性質を変えたいと思ったとき、望まれる意識・行動とは。
小日向さん「まず、『自分が発した言葉は、そのまま自分も受け止めている』ことを意識してみましょう。SNSなどで発信する癖のある人は、その文章をウェブに公表する前に自分で声に出して読んでみてください。先述したように、音はエネルギーですから、音読を何度か繰り返して心が疲れてくることを感じたのであれば、それは、他人に自分のストレスを押し付けていることになります。『自分がされて嫌なことは他人にしない』のは常識です。
また、『もっとこうすればいいのに』といった、自分なりの正義や向上心から文句を言っていると思っている人の中には、実は心から改善を求めているのではなく、『そうした意見を持つ自分を認めてほしい』という承認欲求だけで文句を言っているケースもあります。
文句ばかり言っている割には変化を起こそうとしていない、ということはありませんか。心当たりのある人はぜひ、『文句を言う』という手段ではなく、自分で自分を認めることができる何か別のものを見つけてください」
(オトナンサー編集部)

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