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「私って、お金のかかる女なの」…ワイン通41歳女性が選ばれない”納得の理由”

血液型で「合う」「合わない」を決める

 佐藤よりひとさん(34歳、仮名)は、近田みさきさん(34歳、同)と真剣交際に入って1カ月が過ぎました。複数と付き合っていてもよい「仮交際」から、1人に絞る「真剣交際」に入ると、結婚に向けてお互いの考え方、お金のこと、住む場所のこと、仕事のことなどを擦り合わせていきます。

 真剣交際に入ったほとんどのカップルが結婚にゴールインしていくのですが、よりひとさんからは、「みさきさんとは交際終了にしたいです」という連絡が入ってきました。

「今日、デートのときに、結婚してからの具体的な生活の話を少し振ってみたんですね。『僕は、プライベートの時間はいつも一緒にいたいタイプなんだけど』と言ったら、『私は、結婚って自立した人間同士がするもので、自分の時間、相手の時間をそれぞれ大切にできて、その上で共有の時間をつくるものじゃないかと思っているの』と言うんですね。『1人になれる部屋が欲しいし、寝室は別。理想は、マンションの同じフロアに、別々に部屋を借りたい』とか言うんですよ。そんな結婚ってありますか?」

 世の中には、そんな夫婦もいるかもしれません。しかし、「いつも一緒にいたい」よりひとさんと、「自分の空間は確保したい」というみさきさん。これでは、結婚に対する考え方があまりにも違い過ぎます。

「僕はAB型だから、典型的な寂しがり屋だし、好きな人ができたらいつもイチャイチャしていたいんです。みさきさんは、ベタベタした人間関係を好まないB型。やっぱりB型はやめておけばよかったなあ。失敗したなあ。ああ、失敗した!」

 確かに、この2人は相性が合わないでしょう。ですが、「僕はAB型人間でこうだから、B型とは合わない」と、血液型で性格を決めつけるのは、いかがなものでしょうか。AB型とB型のカップルで、うまくいっているご夫婦はいます。血液型で人を判断する人をたまに見掛けますが、私はあまり意味のないことだと思っています。

相手を受け入れることの大切さ

 生活圏内の自然な出会いの場合は、徐々にお互いを知っていきます。ところが婚活は、それまで全く知らなかった2人がプロフィルでお相手を選んで、お見合いが成立となります。そして、お付き合いがスタートします。

 お付き合いが始まったばかりの頃は、プロフィルの情報は知っていても、人柄はまだ分かっていません。そんなときに、「自分はこういう人間」と、ご自身のことをドーンと打ち出して、それを相手に認めさせようするとどうなるでしょうか。相手はいい気持ちがしませんよね。「そこに私が合わせないといけないんですか?」という気持ちになります。そこから、交際がこじれていきます。

 また、血液型や占いなどでお相手選びをしても、失敗することは多々あります。占い師に「相性がピッタリ」と言われて結婚したのに、数カ月で離婚しているカップルもいます。

 お相手とよい関係を築いていくときに大切なことは何か。まずは、お相手の全てを受け入れることです。婚活でお付き合いを始めるときに、自分のことを押し付けたり、独り善がりなルールをつくったり、血液型や占いで相性を判断したりするのは、意味のないことだと思うのです。

(仲人・ライター 鎌田れい)

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鎌田れい(かまた・れい)

仲人・ライター

雑誌や書籍のライターとして活動。得意分野は、恋愛、婚活、芸能、ドキュメントなど。タレントの写真集や単行本の企画構成も手がけてきた。あるカリスマ仲人を取材したことをきっかけに「ご縁を結ぶ仕事」に興味を持ち、現在は結婚ナビゲーターとしても活動中。婚活のためのレクチャーやイベントも多数開催する。プライベートでは、婚活パーティーで知り合った夫と結婚し、双子の母。自らのお見合い経験を生かして結婚相談所を主宰する仲人でもある。「最短結婚ナビ公式サイト」(http://www.saitankekkon.jp)、YouTube「仲人はミタ チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCObGYwIfj_oY-cm9LlnFmdA)。

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