イブの大勝負! 「陸王」が“下町ロケット”パターンで視聴率20%超え狙う
「下町ロケット」を超えるハッピーエンドへ
ただ、番宣の手法に賛否はあっても「陸王」の魅力が損なわれることはありません。
老舗足袋業者「こはぜ屋」の宮沢社長(役所広司)と、実業団マラソンランナー・茂木(竹内涼真)の再生物語が見事にリンク。職人とランナーが「孤独な戦い」という共通点をきっかけに絆を育んでいく筋書きや、一針ずつ集中して縫う職人とダイナミックに走るランナーのコントラストなどで、視聴者を感情移入させ続けました。
最終回では、「陸王」開発再開のメドが立たず、茂木は再びライバル社のシューズ「RⅡ」を履くことを決意。こはぜ屋と宮沢にとって八方ふさがりの中、どんな起死回生の策が飛び出すのか? 最後の一足となったシューズ「陸王」の行方は? 茂木はフルマラソンで勝てるのか? など見どころ満載です。
はたして最終回はドラマの内容・視聴率ともに、「下町ロケット」のようなハッピーエンドになるのでしょうか。その可能性は高そうですが、いずれにしても放送終了直後から「『陸王』ロス」という言葉がネット上にあふれるでしょう。
(コラムニスト、テレビ解説者 木村隆志)
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