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「この人痴漢です!」と言われたらどうすればいい? 駅長室はこんな場所!

最終的にどうなったのか

 この日は結局、被害を訴えた本人がいなくなってしまったので、それ以上質問されることもなく、すぐに駅長室を出ました。

 釈然としなかったので、駅長室を出る前に名刺を渡し、精査した上で報告が欲しい旨を駅長に伝えました。それからかなりの年月が経過しますが連絡はありません。たまにこのことを思い出して、JR東日本にウェブから連絡していますが一度も回答がありません。

 事件当日はちょうど、友人数名と会食をする予定があったので、待ち合わせ場所に急いで向かいました。参加者の1名に法律に詳しい人がいたので事の経緯を説明しました。すると、きつく忠告をされました。「駅長室に行ったら、普通はそのまま警察に連行される」ということでした。

 友人はこう教えてくれました。今後、同じような場面に遭遇したら、「駅長室には絶対行ってはいけない」「警察官による任意同行には応じない」「その場、弁護士に連絡する」。警察が強硬な姿勢なら、「特別公務員職権乱用罪で訴えると主張する」などでした。

 結局のところ、理由はどうであれ、駅長室に連れて行かれれば通常は“The END”なのでしょう。私は10年くらい満員電車には乗っていません。早朝はラッシュ時を避けて、早く仕事に行くようにしています。夜は混んでいたらタクシーを利用するようにしています。

 自衛策としては極力、満員電車に乗らないなどの習慣も必要ではないかと思います。また、鉄道会社はこのようなマニュアルが存在するのであれば、情報を公開すべきではないでしょうか。私が受けた対応は極めて異質だったことを申し上げておきます。

 昨今、男女平等が叫ばれる世の中ですが、電車内ではまったく平等ではありません。トラブルに巻き込まれないためにも、車内でも緊張感を持ち続けなくてはなりません。

(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家 尾藤克之

コラムニスト、著述家。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。代表作として『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など21冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も絶賛公開中。

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コメント

2件のコメント

  1. そもそも駅員が事情聴取をする事自体あり得ない
    両者を警察に引き渡すだけだし
    警察来るまではその場に引き止める
    現状保存の為に当たり前
    デタラメな話を流布すんな

  2. 筆者本人です。事実として掲載しております。JR東日本からは回答がありませんがJR池袋駅で発生した事案となります。