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見えると不快…クールビズにおける「下着」の注意ポイント3選

すっかり定着した感のあるクールビズ。今年もその季節がやって来ました。クールビズといえば、「ワイシャツ」ということで、今回はワイシャツのマナーを前後編でご紹介します。まずはワイシャツの下に着る「下着」がテーマです。

クールビズの必須アイテム「ワイシャツ」

 今年も「クールビズ」の季節となりました。導入する企業や団体が増え、すっかり定着した感のあるクールビズですが、一方では、「身だしなみのマナーがわからない」などの声がまだまだ多いのも事実です。

 日本のコンサルティング会社100選にも紹介されている、マナーの総合商社「ヒロコマナーグループ」代表の西出ひろ子さんは「今年は『身だしなみ研修』の依頼が前年比3倍増になっています」と話します。

 オトナンサー編集部では今回、クールビズの必須アイテムである「ワイシャツ」のマナーについて、マナー関連本が70冊以上で累計100万部を超えるなど、マナーの第一人者として活躍する西出さんに聞きました。

 今回はその前編、テーマは「下着選び」です。

ワイシャツは元々「下着」だった

 西出さんによると、ワイシャツは元々、それ自体「下着」の役割を果たしていたそう。「ワイシャツは肌の上に着てもよく、私が英国にいた頃は、そうしていた人がほとんどでした」(西出さん)。しかし日本では、ワイシャツを直接着ることに不慣れで抵抗感のある人が多く、ワイシャツは下着の上に着るのが一般的です。

 クールビズが始まって以降、西出さんのもとには女性を中心に、「ワイシャツの下に着ている下着が透けて気持ち悪い」「胸元までボタンを開けている人の下着や肌が見えると不快だ」などの相談が寄せられるといいます。

 そこで、ワイシャツの下に着る下着について、西出さんは以下の3つの注意点を挙げています。

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西出ひろ子(にしで・ひろこ)

マナーコンサルタント、マナー解説者、美道家

ヒロコマナーグループ代表。一般社団法人「マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会」代表理事。大妻女子大学卒業後、国会議員などの秘書職を経て、マナー講師として独立。マナーの本場英国へ。オックスフォードにて、オックスフォード大学大学院遺伝子学研究者のビジネスパートナーと1999年に起業し、お互いをプラスに導くマナー論を確立させる。帰国後、名だたる企業300社以上にマナーコンサルティングなどを行い、他に類を見ない唯一無二の指導と称賛される。その実績はテレビや新聞、雑誌などで「マナー界のカリスマ」として多数紹介。「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)などのドキュメンタリー番組でも報道された。NHK大河ドラマ「龍馬伝」をはじめ、NHKドラマ「岸辺露伴は動かない 富豪村」、映画「るろうに剣心 伝説の最期編」などのドラマや映画、CMのマナー指導・監修者としても活躍中。著書は28万部突破の「お仕事のマナーとコツ」(学研プラス)、16万部を超える「改訂新版 入社1年目 ビジネスマナーの教科書」(プレジデント社) など監修含め国内外で100冊以上。「10歳までに身につけたい 一生困らない子どものマナー」「かつてない結果を導く 超『接待』術」(共に青春出版社)など子どものマナーから、ビジネスマナー、テーブルマナーなどマナーのすべてに精通。ヒロコマナーグループ(http://www.hirokomanner-group.com)。
※「TPPPO」「先手必笑」「マナーコミュニケーション」「真心マナー」は西出博子の登録商標です。

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