シャワーじゃダメ! 「冷え性」によく効く入浴法とは
入浴後に体温が逃げるのを防ごう
それでは、体を温めるのに効果的な入浴法はどのようなものでしょうか。
尾西さんによると、お風呂はシャワーだけという人は注意が必要です。「冷え性の人は1日1回、お風呂にしっかりと浸かって体の隅々に血流を届けましょう」。ただし、急に熱いお風呂に入ると、血管が驚いて「キュッ」と締まってしまうため逆効果。39~40度ほどのお湯で、じんわりと汗をかくまで温まるとよいそうです。
また、ソルト(食塩でも可)や炭酸成分の入った入浴剤には、体を温める効果やお風呂を出た後の保温効果があります。
最後に、お風呂を出た後の対策について聞きました。
「せっかく温まっても、就寝までに冷えてしまっては意味がありません。水分は蒸発する際に熱を奪ってしまうため、まずはしっかり体を乾かすことが大切です。特に冷えやすいのが首、手首、足首。靴下を履いたり、乾いたタオルを首に巻いたりして体温が逃げるのを防ぎましょう」(尾西さん)
(オトナンサー編集部)
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