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速読は危険? 10分で読み、30分で記事を書くコラムニストの読書スタイル

実は活字離れをしていない

 先日、「月に読む本が1冊未満」だったビジネスパーソンが6割を占めたというニュースが話題になりました。読書離れと言われて久しいですが、電車に乗って周りを見渡せば、ほとんどの人がスマホを見ています。ニュースをチェックしていたり、電子書籍で本を読んだりしている人もいます。さらに見回せば、本を読む人が少なくありません。

 つまり、活字(文章)が廃れているわけではありません。本の読み方が変化しているのです。読書そのものが変わったと考えるべきでしょう。今の時代は、どうやって読書と向き合うかが大切です。時代が変化して変わるもの、変わらないものがあるということです。

 では、変わらないものとは何か。本書でも説明していますが、「本は自分の好きに読めばいい」ということです。好きに読んで楽しむことが大切なのです。情報が氾濫している今の読書スタイルは捨ててしまっていいのです。その方が、本のことがもっと好きになるはずです。

 毎日の時間に「読書タイム」があると、人生は豊かになります。日々の生活の中に、ほんの少し読書の時間があるだけで、心にゆとりができ、仕事もプライベートも充実していくはずです。好きな本に囲まれ、好きな本と過ごす時間は何ものにも代えがたいものです。筆者自身、多くの本を読み、アウトプットすることで成長することができました。

あなたの心を豊かにする一冊を

 本というメディアがなぜ素晴らしいのか。それは人の心に与える影響力が大きいからです。筆者にとって読書とは、書籍を紹介するのみならず、見識や有効な人間関係を構築する上で好影響を与えています。読書には、何よりも読む者の心を豊かにする効果があります。

 筆者は50歳を過ぎました。人生の残り時間が気になっています。そうしたときに役立つのが読書です。他人の経験や知識を、本を通じて自分のものにすることができるからです。正しい読書法を身につければ、数十人分の知識や経験を身につけることも可能です。

 あなたが、心を豊かにする一冊に出会えますように。

(コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家 尾藤克之

コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員/議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て現職。障害者支援団体のアスカ王国を運営。複数のニュースサイトに投稿。18冊目「伝わる!バズる!稼ぐ!文章術」(秀和システム)発売。プロフの詳細はWikipediaを参照(http://w.wiki/at5)。

筆者への連絡先
[email protected]
TW:@k_bito

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