娘の育児疲れでひきこもった日々…悩みを聞いてくれたママ友に感謝する漫画が「ジーン」
娘の育児疲れがピークだった頃の出来事を描いた漫画が話題に。娘が生後2カ月の頃、家にひきこもり、毎日同じ服で過ごすなど育児疲れがピークだった女性ですが…。
娘の育児疲れがピークだった頃の出来事を描いた漫画がSNS上で話題となっています。娘が生後2カ月の頃、家にひきこもり、毎日同じ服で過ごすなど育児疲れがピークだった女性。そんなとき、息子の幼稚園からのママ友が家に呼んでくれて…という内容で「すてきなお話です」「ジーンときました」「最高のママ友さん」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
支えになってくれたママ友に感謝
この漫画を描いたのは、おじいちゃん(ペンネーム)さんです。普段は主婦として、中学生の息子と3歳の娘の子育てをしながら、インスタグラムに漫画を投稿しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
おじいちゃんさん「平成最後のお正月に風邪で寝込んでベッドで過ごし、退屈しのぎで描き始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
おじいちゃんさん「娘が3歳の誕生日を迎え、一番しんどかった時期に助けてくれたママ友への感謝を漫画で残そうと思いました」
Q.今振り返って、育児で一番大変だったのはどんなときですか。
おじいちゃんさん「生後40日から100日ごろが一番大変でした。細切れ睡眠や頻回授乳、何をしても泣きやまない時期がちょうど真冬だったこともあり、疲れがたまって気分が落ち込むことがよくありました」
Q.息子さん(当時小学生)は、家のお手伝いをしてくれましたか。
おじいちゃんさん「スーパーで買い物をしてきてくれたり、掃除機をかけてくれたり、小学生ながらできることをやって助けてくれました。何より、話し相手になってくれて、『僕をここまで育てたんだから大丈夫だよ、自信持って!』と励まし続けてくれたことがうれしかったです」
Q.育児に疲れたとき、どうやって息抜きをしていたのでしょうか。
おじいちゃんさん「家族でショッピングモールに出かけて、おいしいものを食べました。妊娠中の食事制限をストレスに感じていたので、出産後は好きなものを食べられることが育児疲れの息抜きになっていました」
Q.「あのときはありがとう」とママ友に伝えたときの反応を教えてください。
おじいちゃんさん「お昼ご飯を作ってくれている背中に感謝の気持ちを伝えたのですが、話しているうちに涙が出てしまい、泣き顔を見られる前に途中でやめました。帰宅後に、続きをメールで伝えて、『そんなふうに言ってくれてありがとう、こちらの方がどれだけあなたと娘ちゃんに癒やされたことか』という温かい返信をもらいました」
Q.感謝の思いを伝えた後のお気持ちは。
おじいちゃんさん「当時も『ありがとう』は口にしていましたが、あのとき、どんな心境だったか、時間がたって今思うことなどを改めてきちんと言葉にして伝えることができてホッとしました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
おじいちゃんさん「赤ちゃん育児の苦労に対するねぎらいや共感のご意見を頂きました。自分も助けてくれた人に感謝を伝えたい、赤ちゃん連れのお母さんを気遣ってあげたい、というようなご意見もありました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
おじいちゃんさん「しばらくは、今のような日常を記録した絵日記スタイルを続けたいです。娘が幼稚園に通い出したらネタが激減しそうですが…そのときは得意の妄想で漫画を描けたらいいなあと思います」
(オトナンサー編集部)
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