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もうすぐ卒業式! 晴れの日にふさわしい「袴」選びのポイント

立派な振り袖ならばそのままでも

 ちなみに、レンタルでも高額な袴の代わりに、卒業式で振り袖を着てもよいのでしょうか。

 齊木さんによると、振り袖は未婚女性の「第一礼装」であり、卒業式に着用しても問題ありません。「裾模様が立派な振り袖の場合は、袴で隠されないように、むしろ振り袖のまま着るのもよいでしょう」。振り袖の良さは帯を合わせることができる点。晴れの日にふさわしく、帯は華やかな変わり結びにすると存在感が上がるそうです。

 振り袖を着た場合に大切なのは「所作」。着慣れないからと下を向くのではなく、背筋を伸ばし、普段より歩幅を小さくしてさっそうと歩きます。いすに座る時は、帯をつぶさないように注意するとともに、式典中に背もたれに寄りかからないよう、浅めに座るのがポイントだそうです。

「人生の門出である卒業式。晴れの日を思いきり楽しみたい人は、お手持ちの振り袖に袴だけレンタルをして、卒業式は袴の装い、その後に謝恩会などがあれば、振り袖に変わり結びの帯を合わせて、華やかに過ごすとよい思い出になるでしょう」

(オトナンサー編集部)

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齊木由香(さいき・ゆか)

日本礼法教授、和文化研究家、着付師

旧酒蔵家出身で、幼少期から「新年のあいさつ」などの年間行事で和装を着用し、着物に親しむ。大妻女子大学で着物を生地から製作するなど、日本文化における衣食住について研究。2002年に芸能プロダクションによる約4000人のオーディションを勝ち抜き、テレビドラマやCM、映画などに多数出演。ドラマで和装を着用した経験を生かし“魅せる着物”を提案する。保有資格は「民族衣装文化普及協会認定着物着付師範」「日本礼法教授」「食生活アドバイザー」「秘書検定1級」「英語検定2級」など。オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/yukasaiki)。

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