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汗をかかない、ゆる副業「せどり」 正しく行えば誰でも稼げるようになるって本当?

適切な価格で売り、随時見直す

 長谷川さんは、Amazonに出品するときの適切な価格は「自分と同じ発送方法、同じコンディションの最安値」だと言います。FBAの価格設定は「自己発送の値段の5~10%の上乗せ価格」の範囲ならスムーズに売れます。仮に「ほぼ新品」で出品する際、価格を合わせる相手がいない場合、自分より1段落劣るコンディションの売値に5~10%上乗せした価格になります。

 実は、筆者はいくつかのサイトで書籍紹介記事を公開しています。筆者が公開することでベストセラーになり、Amazonで完売になることも少なくありません。そのため、多い日に1日10冊程度の献本が届きます。今、本稿を書いているデスクの周りにも、100冊以上が積み上がっています。

 これまで、ジャマになった本は近所の中古本販売チェーンに着払いで発送していました。便利ですが、買い取り価格は1冊10円程度です。中には新品も多数あるので、もったいないと考えていました。せどり未経験者ですが、Amazonなら試してみる価値はあるかなと思った次第です。成果については追ってリポートしたいと思います。

(コラムニスト、著述家 尾藤克之)

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尾藤克之(びとう・かつゆき)

コラムニスト、著述家 尾藤克之

コラムニスト、著述家。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。代表作として『頭がいい人の読書術』(すばる舎)など21冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も絶賛公開中。

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