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一人暮らしや忙しい人にオススメ! 使える「冷凍保存」のテクニック

こんなに使える!市販冷凍野菜

<冷凍野菜のメリット>

・旬の時期に収穫し、急速に冷凍しているため、旬でない時期でも取れたての味と栄養が保たれます

・すでに下処理されているので、すぐに使えて便利です

・生の野菜に比べて価格が安定しています

・ほとんどが食べられる部分なのでゴミが出ません

 冷凍野菜は「加熱してありません」などと書かれているため、料理する時にしっかり加熱してしまいがちですが、下ゆで(ブランチング)されています。加熱し過ぎると味や栄養が落ちてしまうため、料理する時は軽めに加熱するようにします。

<冷凍野菜の解凍方法>

・ホウレンソウ、小松菜などの薄い葉物類、ブロッコリー、豆類など
⇒お湯をかけるだけ。またはさっと湯通し。そのまま軽く炒めてもOK

ホウレンソウなどはお湯をかけるだけでOK:西川剛史提供
凍ったまま軽く炒めてもよい:西川剛史提供

・サトイモやカボチャなどの固い野菜
⇒煮物では最後に入れて弱火で煮含める。蒸し調理もお薦め

固い野菜を煮物で使う時は最後に入れるのがポイント:西川剛史提供

・インゲン、アスパラ、キノコなど
⇒熱したフライパンで空炒めして水分を飛ばし、調味料で味付けする

キノコなどは熱したフライパンで空炒めするとよい:西川剛史提供

・コーン、グリーンピースなど
⇒炒め物なら凍ったまま炒める。スープなどに入れる場合も凍ったまま入れる

・枝豆
⇒常温で解凍する。お湯でボイルしてしまうと、うま味が出てしまうので自然解凍がお薦め

(オトナンサー編集部)

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西川剛史(にしかわ・たかし)

ベフロティ株式会社代表取締役社長

冷凍生活アドバイザー。アクティブ野菜ソムリエ。大学在学中から冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品メーカーに就職。工場勤務、商品開発の経験を生かし、現在、冷凍生活アドバイザーとして活動。冷凍食品のプロとしてテレビ番組「マツコの知らない世界」「ソレダメ!」「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団」「はなまるマーケット」等に出演。現在はベフロティ株式会社を設立し、冷凍食品の魅力を発信中。さらに、アクティブ野菜ソムリエとして、野菜に関するイベントや講座を開催し、情報を発信している。べフロティ(http://vefroty.co.jp/)。

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