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一人暮らしや忙しい人にオススメ! 使える「冷凍保存」のテクニック

冷凍保存のルール

・新鮮なまま冷凍

 食材は買ってきたその日のうちに、新鮮なまま冷凍するのが基本です。「余ったから冷凍する」のではなく、あらかじめ使わない量を考えて、使わない分だけを冷凍します。

・下準備を忘れずに

 冷凍する時は、解凍後に使いやすいように「食べやすい大きさに切る」「不要な部分を取り除く」「下ゆでする」などの下準備を忘れずに。そうすることで、忙しい時に料理の手間が省けます。

・急速冷凍が原則

 冷凍は、急速冷凍が原則です。これは、ゆっくり凍らせると食材の水分が大きな粒子となって細胞を破壊し、味が落ちてしまうためです。食材を薄く平らに広げて冷凍することで、均一に素早く凍らせることができます。熱伝導率の高い金属製のトレイなどに載せて冷凍すると効果的です。

・保存袋に入れる

 冷凍庫内は大変乾燥しているため、食材をラップで包み、さらに保存袋に入れて空気にできるだけ触れないようにします。保存袋に入れて、空気をしっかり抜くことで、食材の乾燥や酸化を防ぐことができます。また、保存袋に冷凍した食材や料理の名前、冷凍した日などをメモしておけば、使い忘れを防ぐことができます。

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西川剛史(にしかわ・たかし)

ベフロティ株式会社代表取締役社長

冷凍生活アドバイザー。アクティブ野菜ソムリエ。大学在学中から冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品メーカーに就職。工場勤務、商品開発の経験を生かし、現在、冷凍生活アドバイザーとして活動。冷凍食品のプロとしてテレビ番組「マツコの知らない世界」「ソレダメ!」「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団」「はなまるマーケット」等に出演。現在はベフロティ株式会社を設立し、冷凍食品の魅力を発信中。さらに、アクティブ野菜ソムリエとして、野菜に関するイベントや講座を開催し、情報を発信している。べフロティ(http://vefroty.co.jp/)。

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