別居経験者500人に問う→別居を切り出したのは「夫or妻」どっち? 「心身ともに疲弊」「人格が壊れてしまう」生々しい実体験集まる
「別居後に見える夫婦の実態」に関する調査結果が発表されました。別居を経験した既婚者たちが明かした実態、そして本音とは……?
「毎日のようにモラハラまがいの言葉を浴びせられて…」
調査は2025年1月8日から同月22日、別居を経験した既婚男女を対象にウェブで実施。計500人から有効回答を得たものです。
まず、全回答者に「夫婦が別居を開始したタイミング」(単身赴任除く)を聞いたところ、結婚してから別居するまで「2年」という回答が最多となり、全体の15.0%を占めました。
次いで「6カ月〜1年」が14.5%、「3年」が12.3%となっており、結婚後1〜3年で別居する割合が高いことが明らかに。3年よりも短い年数の回答割合は、全体の52.2%にも上ったことから、同社は「結婚初期に起こる生活の不適合やすれ違いなどが、別居の要因となっているのかもしれません」と分析しています。
では実際、別居を切り出したのは夫と妻、どちらからだったのでしょうか。
「夫婦で別居を切り出したのはどちらか」について聞いたところ、「女性から」と答えた人が65.9%、「男性から」と答えた人が34.1%となり、全体の7割近くが「女性から別居したいと告げた」ことが分かりました。
女性のコメントでは「結婚前から不倫している相手が夫にはあり、いつかはやめてくれるだろうと思って泳がしておいたのですが、一向にやめる気配がないので別居を切り出しました」「子どもが小さいうちは我慢しようと決めていましたが、夫の家事・育児への無関心が限界を超え、心身ともに疲弊してしまい、自分を守るために別居を決意しました」「毎日のようにモラハラまがいの言葉を浴びせられて、このままでは自分の人格が壊れてしまうと感じたため、冷静に距離を置こうと思って別居を提案しました」といった生々しい実体験が寄せられたということです。
なお、「別居時に夫婦のどちらが家を出たか」についても聞くと、「女性が出た」が57.0%、「男性が出た」が34.5%という結果に。「どちらも家を出た」は8.5%にとどまっていますが、これを含めると全体の7割近くの女性が家を出ている実態が浮き彫りとなりました。
あなたは別居を経験したことがありますか? または別居を考えたことがありますか?
(オトナンサー編集部)
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