犬嫌いから犬好きに転じた私が“犬と仲良くする方法”を漫画解説 「参考にしたい」と反響
犬に接する際のコツを描いた漫画が話題に。幼い頃に犬にかまれたことで、犬への恐怖心が芽生えてしまった女性。犬の頭をなでようとしたことが原因だったようで…。

犬に接する際のコツを描いた漫画「動物が苦手だった私が、犬を触れるようになった理由。」が、SNS上で話題となっています。幼い頃に犬にかまれたことで、犬への恐怖心が芽生えてしまった女性。犬の頭をなでようとしたことが原因だったようで…という内容で「これは知ってほしい」「参考にしたい」「以前は犬が苦手だったけれど慣れた」などの声が上がっています。漫画の作者に聞きました。
飼い主とのコミュニケーションも大事
この漫画を描いたのは、漫画家の道雪 葵(ペンネーム)さんです。これまでに、「アポロにさよなら」(講談社コミックス、全2巻)、「女子漫画編集者と蔦屋さん」(ZERO-SUMコミックス、1巻)を発売しています。
今回の漫画の後日談で、苦手だった犬が好きになっていく過程を描いた漫画「うちのトイプーがアイドルすぎる。」を漫画配信サイト「pixivコミック」で連載しています。
Q.動物(犬)に苦手意識を持つようになった時期やきっかけは。
道雪さん「幼稚園の頃から動物の臭い、感触などが苦手でした。小学1年生の時、公園にいた首輪のない犬に追いかけ回されてから、犬に対する恐怖心が強くなりました」
Q.「犬と仲良くふれあう方法」はどのような経緯で習得されたのですか。
道雪さん「私が編み出したわけではなく、犬の飼い方に関する本を読み、得た知識です。その知識に間違いがないか、今回の漫画を描く前にさまざまなサイトや動画を見て参考にしました。『グーのままなでる』など、各トレーナーさんによって違いはありましたが、『頭をなでてはいけない』などは共通していたので、重要なポイントだけを抑えて描いています。
コツかどうかは分かりませんが、とにかく、飼い主と話をした方がよいです。『言葉』が通じる人間とのコミュニケーションを飛ばして犬に触ると、トラブルになりやすいです。人懐っこい子は、飼い主と話している間に甘えてすり寄ってくるので、その点も、触って大丈夫そうだという見分けにもなります!」
Q.苦手意識を克服し、「犬好き」となった経験から、動物が苦手な人に伝えたいことは。
道雪さん「私は苦手な犬との共同生活という強制イベントがあったため、犬が好きになりました。ただ、動物が苦手なら無理に関わることもないかなと思います。
また、ツイッター上の返信を見ると、『何もしていないのに近所の犬にかまれた』などの経験をした方も何人かいたようでした。その場合は飼い主のしつけの問題なので、犬全体が誤解されるのはかわいそうだと思います。この漫画を読んで、誤解する方が一人でも減ればいいなと願っています」
(報道チーム)
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