別居婚「したことがある」1割…「お互いに自由でいたかった」よりも多かった既婚男女たちの“生々しい事情”
「別居婚」に関する調査結果が発表されました。既婚男女3000人が明かした「別居婚」に対する本音とは…?
ノマドマーケティング(東京都渋谷区)が、既婚男女を対象とした「別居婚」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
「親の介護」「離婚を検討していた時期があるから」
調査は2024年9月3日、全国の30〜59歳以下の既婚男女を対象に実施。計3000人(男性1644人、女性1356人)から有効回答を得ています。
全回答者に「別居婚をしたことがあるか」について聞いたところ、「ある」と回答した人が9.83%(295人)、「ない」と回答した人が90.17%(2705人)となりました。年代別でみると、「ある」と回答したのは「30代」が12.59%と全世代で最も高くなり、年代が低くなるにつれて、別居婚を経験している人が多くなっていることがうかがえます。
では、どのような理由から別居婚を選んだのでしょうか。
「別居婚をしたことがある」と答えた人(295人)に「なぜ別居婚を選んだか」について聞いたところ、トップとなったのは「仕事を優先したかったから」(104人)でした。次いで「お互いに自由でいたかったから」(94人)、「生活リズムが異なるから」(64人)と続く結果に。男女別でみると、男性は「お互いに自由でいたかったから」、女性は「仕事を優先したかったから」が最多となっています。
なお、その他の意見では、「転勤できなかったから(57歳男性)」「単身赴任(54歳男性)」「親の介護(56歳男性)」「子どもの学校のため(58歳女性)」「離婚を検討していた時期があるから(40歳女性)」など、やむを得ない事情があったことがうかがえるコメントが寄せられたといい、同社は「パートナーと一定の距離を置いてそれぞれの生活を送るために別居婚をしたという意見はゼロでした」とコメントを寄せています。
あなたは「別居婚」をしたことがありますか?
(オトナンサー編集部)
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