乳管にがんが見つかった体験描く漫画 さくらももこさん訃報受け、「検査受けて」と訴え
がんが見つかった体験を描いた漫画が話題に。体にしこりのようなものがあると気付いた女性。不安に駆られて病院で検査したところ、大きな病院で再検査した方がいいと医師に勧められ…。

体内にがんが見つかった体験を描いた漫画がSNS上で話題となっています。体にしこりのようなものがあると気付いた女性。不安に駆られて病院で検査したところ、大きな病院で再検査した方がいいと医師に勧められ…という内容で「共感した」「心当たりがある」「気になったらすぐに病院に行く」「本当に検査は大事」といった声が上がっています。漫画の作者に聞きました。
さくらももこさんの訃報がきっかけに
この漫画を描いたのは、なでしこ(ペンネーム)さんです。普段は別の仕事をしながら、趣味で漫画を描いています。
Q.いつ頃から漫画を描き始めましたか。
なでしこさん「子どもの頃から絵を描くのが好きで、漫画のようなものは描いていました。しっかりとした形の漫画を描くようになったのは、中学生の頃だと思います」
Q.この漫画を描いたきっかけは。
なでしこさん「以前から体験談を描こうと考えていましたが、漫画家のさくらももこ先生の訃報がきっかけです。訃報があった翌日の8月28日に描きました」
Q.手術をしたのはいつ頃ですか。
なでしこさん「1年ほど前です」
Q.医師から手術と告げられた時はどのように感じましたか。
なでしこさん「漫画にも描いた通り、『そんな大ごと!?』と驚きました。手術といえば医療ドラマなどで見る全身麻酔のイメージしかありませんでした。すぐに生死に関わるような症状ではなかったので、この体験を不安に思うよりも、楽しもうかなと思いました。まさか、がんがあるなんて思いもしませんでした」
Q.漫画についてどのような意見が寄せられていますか。
なでしこさん「『私も同じような体験をした』という内容の意見を多く頂きました。ますます他人事ではないなと思いました」
Q.創作活動で今後取り組んでいきたいことは。
なでしこさん「オリジナルの漫画を1本描き上げたいです。再びSNS上で話題になったら、うれしいです」
(報道チーム)
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