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美容師が教える「まつげエクステ」と「まつげパーマ」の違い! 実はそれぞれに“デメリット”もあった

目の印象を変えることができる「まつげエクステ」と「まつげパーマ」。この両者の違い、あなたは正しく知っていますか? それぞれの特徴と選び方を、現役美容師が教えます。

「まつエク」と「まつげパーマ」の違いって?
「まつエク」と「まつげパーマ」の違いって?

 アイメイクの印象を左右する「まつげ」。毎日のビューラーやマスカラ、アイカラーなどでも印象チェンジはできますが、中には「まつげエクステ」や「まつげパーマ」をしたいなと考える人もいるのではないでしょうか。でも、この両者の違いをあなたは正しく知っていますか。「自分に合っているのはどっち?」と迷いがちですが、それぞれの特徴を知ることで選びやすくなるかもしれません。

 そこで、美容師の原木佳祐さんに「まつげエクステ」と「まつげパーマ」の違いや、選び方のポイントを教えていただきました。

なりたい目の印象に合わせて選ぶ

Q.「まつげエクステ」と「まつげパーマ」はそれぞれ、どのような施術を行うのですか。

原木さん「『まつげエクステ(まつエク)』はその名の通り、細かいまつげ用エクステを追加していく施術です。一方で『まつげパーマ』は、お客さま自身の自まつげにパーマを当て、カールをキープさせたり、角度を上げたりしてまつげの印象を強める、といった施術の違いがあります」

Q.まつげエクステとまつげパーマ、それぞれのメリット/デメリットを教えてください。

原木さん「『まつエク』は自まつげにエクステをプラスするため、ボリュームのある目元やまつげで華やかな印象にしたい人にぴったりの方法です。デメリットは、クレンジングなどのメンテナンスが必要になること、エクステを外すときに自まつげも一緒に取れてしまう可能性があること、そして万が一エクステ部分が取れてしまうと不自然な印象になってしまうことなどが考えられます。

一方のまつげパーマは、自まつ毛を生かしながらナチュラルにカールキープができるため、日々のビューラーが不要になり、アイメイクが楽に行えます。デメリットは、自まつ毛に直接パーマ液をつけるため、自まつ毛にダメージが発生してしまうことです。髪の毛のように細くなったり途中で切れたり、抜けやすくなってしまったりすることも考えられます」

Q.それぞれの施術は、どのような人におすすめできますか。

原木さん「『まつエク』は、自まつ毛がもともと少ない人や長さがあまりない人のほか、『とにかく華やかでパッチリしたまつげにしたい!』という人、強めのアイメイクが好きな人におすすめです。

まつげパーマは、量や長さを変えるつもりはなく自然な印象でいいけれど、カールをキープさせたい、少しだけ上げたい、朝のアイメイク時間を短縮させたい……という人にぴったりだと思います」

* * *

 まつげエクステとまつげパーマ、どちらもメリット/デメリットがありますが、なりたい目の印象に合わせて選ぶとよさそうですね。「もっと気軽にアイメイクを楽しみたい!」「まつげの印象を変えたい!」という人は、ぜひ一度美容院で相談してみてくださいね。

(オトナンサー編集部)

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原木佳祐(はらき・けいすけ)

美容師

美容師、パーソナルカラリスト認定講師、パーソナルカラリスト1級、骨格スタイルアドバイザー1級、色彩診断士。美容院では7年前から骨格診断とパーソナルカラー診断を取り入れ、日本で唯一診断の出来るヘアサロンを確立。 その後、顔タイプアドバイザー1級の資格を取り診断系をコンプリート。現在は表参道の美容院で現役サロンマネージャーとして活躍中。

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