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「結婚した方がいい」と思う? 思わない? 親・祖父母世代と婚活世代、1000人調査で“認識の差”くっきり

「結婚観」に関する調査結果が発表されました。「結婚の必要性」について、世代間の“異なる認識”が明らかに……。

令和の「結婚観」が明らかに
令和の「結婚観」が明らかに

 マッチングアプリ「Omiai」を手掛けるOmiai(東京都渋谷区)が、「結婚観」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

結婚しても「必ずしも幸せには結びつかない」?

 調査は2023年8月、全国の19〜39歳の未婚男女(婚活世代)および40〜79歳の既婚男女(親・祖父母世代)を対象に、ウェブ上で実施。計1000人(未婚600人、既婚400人)から有効回答を得ています。

 まず、「“一般論として”結婚をした方が良いと思うか」を聞いたところ、「良いと思う」「やや良いと思う」と回答した人の割合は、親・祖父母世代が86.3%だったに対し、婚活世代では60.0%にとどまり、26.3ポイントの差があることが分かりました。

 一方、「良いと思わない」「あまり良いと思わない」の否定的な意見についても見てみると、親・祖父母世代が10.8%であるのに対し、婚活世代では36.0%と3倍以上に。これについて同社は「婚活世代には、結婚することが幸せな人生につながると考える層がいる一方、必ずしも幸せには結びつかないと考える層も存在することが分かりました」とコメントしています。

 次に、婚活世代を対象に「“あなた自身”は結婚したいと考えているか」を聞いたところ、「結婚したい」が30.2%、「やや結婚したい」が25.7%となり、全体の55.9%が「結婚したい」と考えていることが明らかに。それに対し、「結婚したくない」は23.0%、「あまり結婚したくない」は20.3%となり、全体の43.3%が結婚に否定的であることがうかがえる結果となっています。

「結婚したくない」と回答した人(260人)に対して、その理由を聞いてみると、圧倒的トップとなったのは「一人が楽だから」(58.8%)でした。次いで「結婚というかたちに必要性を感じないから」(38.8%)と続いています。

 調査結果について、同社は「現在の日本では、“おひとりさま”が快適に過ごせるようなサービスが充実しており、それを後押ししているのかもしれません」「1990年半ばまでは9割以上が結婚していたことを鑑みると、結婚観に大きな変化が訪れていることは間違いないようです」とコメントを寄せています。

(オトナンサー編集部)

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