【漫画】なぜイランは攻撃された? ガソリン高騰など、戦争が日本に与える“厳しい影響”解説に「とても勉強になる」
インスタグラムで公開されているイラストレーターのあみなさんの漫画が「分かりやすい」と話題に。そこで、作者に話を聞きました。

イラストレーターのあみなさんの3つの漫画が、インスタグラムで合計1万3000以上の「いいね」を集めて話題となっています。
世界中から注目を集めているアメリカ・イスラエルとイランとの戦争。「戦争はなぜ起きたのか」「戦争によって、私たちの生活にどのような変化があるのか」などを、簡単に解説した内容で、読者からは「とても勉強になりました」「戦争、早く終わってほしいですね」「日本は絶対に参戦しないでほしい」などの声が上がっています。
知らないでは済まされない?生活に直結する現実
あみなさんは、インスタグラムで作品を発表しています。あみなさんに作品について話を聞きました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
あみなさん「2026年2月8日、衆議院議員選挙の投開票結果に落胆していました。現政権は台湾有事発言があったし、憲法改正も進めたがっていましたから。選挙後、エプスタイン文書のことが騒がれていて、その目をそらすためにイランが攻撃されるかもしれないとうわさで聞きました。『うそでしょ?』と思っていたら、本当に攻撃されました。ラジオニュースのコメンテーターは、11月に行われるアメリカの中間選挙を前に、下がっていたトランプ政権の支持率を上げるためとも言っていました。
日本はアメリカと同盟を結んでいます。アメリカに『手伝って』と言われたら、断れるのかなとも思いました。もし、日本も戦争に協力するようなことがあれば、日本も当事国になります。これまで、憲法にピンとこなかった方々も、考えざるを得ない状況になると思いました。『戦争を通じて日本にどのような影響があるのか』を伝えれば、普段は政治に興味のない方でも考えるきっかけになるかも、と思ったんです」
Q.あみなさんは、今回の戦争についてどのように考えていますか。
あみなさん「戦争ってこうやって起きるんだと実感しました。戦争が起きる前に、核の持ち込みに関する漫画を描きました。詳細はインスタグラムをご覧いただければと思いますが、『核を持つよりも、攻める理由を与えないことが大切だということ』『日本はエネルギーや食料自給率が低いので、その自給率を上げることの優先度が高いこと』などを伝えています。しかし、コメント欄には、『核が1番の抑止』という意見がいくつも寄せられました。
今回、核開発を理由にイランは攻撃されました。そして、エネルギー自給率の低い日本は、この戦争で大きな打撃を受けました。アメリカは核を持っていても、自ら戦争を始め、自国の兵士を死なせたり、負傷させたりしています。それゆえ、核があるから平和になるとは限らないんです。アメリカが各国にホルムズ海峡の艦船の要求をした際、日本の高市総理が訪米して『できない』と伝えたことは、憲法第9条の力を知らしめた出来事になったと思っています」
Q.この戦争をきっかけに、日常生活では特にどのような点で変化を感じましたか。
あみなさん「『ガソリンの値上げ』に真っ先に直面したことです」
Q.今後、日本ではどのような対策が必要だと感じていますか。
あみなさん「『教育こそが国防』だそうなので、多数決は最後の手段にし、話し合いや対話ができる環境をより濃く作ってほしいです。対話をすることで、違う考え方が存在することへの想像力を養えると思います。だからこそ、教育者たちの待遇をよくして、しっかりと教育にお金を掛けてほしいです。
世界中で、戦争をしたい人たちの人口は、戦争をしたくない人たちの人口に比べて圧倒的に少ないはずです。対話ができれば、戦争が起きる可能性を低くできるのではないかと思っています」
Q.前回、あみなさんにインタビューしたのは2020年でした。その後の創作活動に変化はありましたか。
あみなさん「大分変わったと思います。2021年に大学に入学したのですが、単位をとるために、『どうせなら知っておいた方がよさそうなことを』と思って、政治、憲法、経済、社会学など、さまざまな授業を受けました。少し知っただけで、世の中の見え方が大きく変わりました。今後も漫画を通じて、難しい問題をできるだけ分かりやすく表現したいと思っています。また、育児に関する漫画も続けていきたいですね」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
あみなさん「『分かりやすい』というコメントが多かったです。中には、『やはり核を持つしかないね』『アメリカに守ってもらっているんだから仕方がない』といった意見や考えもコメントしていただきました。よりよい未来のために、読者の皆さんとさまざまなことを考えていきたいですね」
(オトナンサー編集部)










































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